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https://ah.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/122877
題名: | 馬英九政権期の中台経済関係の変容と「中国ファクター」 | 作者: | 川上桃子 | 貢獻者: | 問題と研究 | 關鍵詞: | 馬英九政権;中台関係;中国ファクター;恵台政策 | 日期: | Sep-2016 | 上傳時間: | 3-Apr-2019 | 摘要: | 本稿では、2014 年 の「ひまわり運動 」の発生から 2016 年 1 月の総 統選挙・立法委員選挙での民進党の勝利にいたる台湾の政治変動の 背景を理解する試みとして、馬英九政権期の中台経済関係を検討し た。馬政権の成立を機に、台湾から中国への一方向的な移動を基本 とした中台間の人‧ 資金‧ 財の流れは「双方向化」した。 またこの 時期に、中国は台湾に対する利益供与を通じた政治的取り込み策を 積極的に展開した。しかし、台湾社会のなかで、経済的なチャネル を通じた中国の政治的影響力の浸透メカニズムと、その中で一部の 台湾の企業家‧ 政治家が果たしている「協力者」としての役割が可 視化されるに従い、中国との経済関係の深まりの帰結に対する台湾 の人々のパーセプションには変化が生じ た。2014-16 年に顕在化した 政治変動の背後には、以上のような「中国ファクター」の発現と可 視化、これへの反発の醸成というプロセスがあったと考えられる。 | 關聯: | 問題と研究, 45(3), 33-60 | 資料類型: | article |
Appears in Collections: | 期刊論文 |
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