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https://ah.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/122906
題名: | 習近平にとってのトランプ政権: ポスト・エンゲージメントの波紋 | 作者: | 中居良文 | 貢獻者: | 問題と研究 | 關鍵詞: | ジャクソニアン;不関与;君主;正統性 | 日期: | Mar-2018 | 上傳時間: | 3-Apr-2019 | 摘要: | トランプ政権の登場は第 7代大統領アンドリュー・ジャクソン的 な政治が復活したことを意味する。 米国は戦争と貿易を除いては外 部世界に関与しなくなる。現代の君主となった習近平にとって、 内 向きとなった米国は好都合である。 米国が中国の内政に干渉してく ることはなくなった。また、米国が国際的関与から撤退したため、 国際社会における中国の存在は相対的に大きくなった。しかし、 君 主制の中国は政治体制としての魅力に欠け 、「米国 の平和(パック ス・アメリカーナ )」を 置き換えるほどの国際性を持たない。大国の 君主は危険な存在である。彼は無謀な政策を強行しがちであるし、 主権の確保と称して戦争を発動する可能性がある。愛国主義者ジャ クソンもまた、米国市民の利益を守るためには戦争をためらわなか った。米中両国は共に軍備拡大に邁進している。米中関係はまこと に危険な状態にあると言わざるを得ない。 | 關聯: | 問題と研究, 47(1), 39-82 | 資料類型: | article | DOI: | https://doi.org/10.30391/ISJ.201803_47(1).0002 |
Appears in Collections: | 期刊論文 |
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