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https://ah.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/119866| 題名: | 近世文藝作品中的佛教思想 —《曾根崎心中》的救濟— ( 近世文芸作品に見られる仏教思想 ―『曾根崎心中』における救済 ) The Buddhism in Early Modern Japanese Literature—The Salvation in The Love Suicides at Sonezaki |
作者: | 涂雅涵 Tu, Ya-Han |
貢獻者: | 徐翔生 涂雅涵 Tu, Ya-Han |
關鍵詞: | 《曾根崎心中》 佛教思想 淨土信仰 未來成佛 一蓮托生 |
日期: | 2018 | 上傳時間: | 3-Sep-2018 | 摘要: | 日本近世文藝作品《曾根崎心中》，強調情侶死後可以一蓮托生與未來成佛，與佛教思想有密切之連結。但從佛教的觀點來看，人於死前必須捨棄所有對現世的執著，才能未來成佛與一蓮托生。自此可以觀知，《曾根崎心中》中的佛教思想，與真正的佛教思想有所矛盾。本論文考察《曾根崎心中》的佛教思想，從佛教救濟思想的觀點，探討《曾根崎心中》與佛教思想之差異。\r\n論文首先介紹殉情的文化史，其後説明《曾根崎心中》作者近松門左衛門的文學特色，並解説其代表作品《曾根崎心中》。爾後聚焦作品中「觀音巡禮」及「心中道行」的佛教思想，最後再以遊女的思想、女性成佛、一蓮托生及未來成佛的思想為例，從日本淨土信仰的觀點，探討《曾根崎心中》的救濟思想。\r\n綜上所述，佛教主張人應捨棄愛慾執著，才能往生淨土與成佛。但《曾根崎心中》所見的佛教思想，卻與佛教思想有所矛盾，而與日本的遊女思想、女性成佛以及法然・親鸞的淨土思想有更密切的關連。或許正因如此，《曾根崎心中》的男女主角，才能一蓮托生與未來成佛，成為後世戀愛的範本。 | 參考文獻: | 本論では、『曾根崎心中』からの引用は、井口洋校注「曾根崎心中」新日本古典文学大系91『近松浄瑠璃集上』（1993）岩波書店による\r\n\r\n\r\nテキスト\r\n\r\n井口洋校注「曾根崎心中」新日本古典文学大系91『近松浄瑠璃集上』（1993）岩波書店\r\n川端善明・荒木浩校注新日本古典文学大系41『古事談・続古事談』（2005）岩波書店\r\n梶原正昭・山下宏明校注新日本古典文学大系45『平家物語下』（1998）岩波書店\r\n小泉弘・山田昭全・小島孝之・木下資一校注新日本古典文学大系40『宝物集・閑居友・比良山古人霊託』（1996）岩波書店\r\n坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋校注日本古典文学大系68『日本書紀下』（1978）岩波書店\r\n信多純一・坂口弘之校注新日本古典文学大系90『古浄瑠璃・説経集』（1999）岩波書店\r\n新間進一・外村南都子校注『梁塵秘抄』（1989）小学館\r\n守随憲治訳注『近松世話物集』（1982）旺文社文庫\r\n西野春雄校注新日本古典文学大系57『謡曲百番』（1998）岩波書店\r\n柳井滋・室伏信助・大朝雄二・鈴木日出男・藤井貞和・今西祐一郎校注新日本古典文学大系20・21・22『源氏物語二・三・四』（1995・1996・1997）岩波書店\r\n馬淵和夫・国東文麿・今野達『今昔物語集二』（1992）小学館\r\n三角洋一校注新日本古典文学大系50『とはずがたり・たまきはる』（1999）岩波書店\r\n峯村文人校注『新古今和歌集』（1992）小学館\r\n\r\n\r\n史料\r\n\r\n石橋尚宝『十訓抄詳解』（1923）明治書院\r\n植木雅俊訳『法華経下』（2010）岩波書店\r\n大橋俊雄校注日本思想大系10『法然・一遍』（1971）岩波書店\r\n大橋俊雄校注『選択本願念仏集』（1999）岩波文庫\r\n戸頃重基・高木豊校注日本思想大系14『日蓮』（1970）岩波書店\r\n南條文雄・前田慧雲・村上專精監修『親鸞聖人全集下巻』（1906）前川文榮閣\r\n圓位「撰集抄九巻」『撰集抄発心集・宝物集』（1983）名著普及会\r\n日明「兵衛志殿女房御書」『日蓮上人御遺文』（1904）祖書普及期成会\r\n廣瀬南雄・豅含雄『意訳真宗聖典：三経七祖』（1923）法蔵館\r\n星野元豊・石田充之・家永三郎校注日本思想大系11『親鸞』（1971）岩波書店\r\n了恵編・西村九郎右衛門校注『黒谷上人語燈録・和語灯録下』（1881）護法館\r\n\r\n\r\n参考文献\r\n\r\n荒木繁（1987）「近松の歴史的意義についての覚書」『近松』有精堂\r\n石田瑞麿（1985）『日本古典文学と仏教』筑摩書房\r\n伊藤益（2000）『日本人の愛―悲憐の思想』北樹出版\r\n大原健士郎（1973）『心中考―愛と死の病理』太陽出版\r\n沖本克己（2011）『新アジア仏教史8』佼成出版社\r\n河竹繁俊（1994）『近松門左衛門』吉川弘文館\r\n河竹登志夫（2001）『歌舞伎』東京大学出版会\r\n小林忠（1987）『江戸の画家たち』ぺりかん社\r\n佐伯順子（1987）『遊女の文化史』中央公論社\r\n相良亨（1992）「日本の思想」『相良亨著作集5』ぺりかん社\r\n相良亨（1993）『超越の思想』東京大学出版会\r\n相良亨（1994）「日本人の死生観」『相良亨著作集4』ぺりかん社\r\n信多純一（1991）『近松の世界』平凡社\r\n新村出（1997）『広辞苑』岩波書店\r\n勝浦令子（2010）「女性と仏教」『新アジア仏教史11』佼成出版社\r\n滝川政次郎（1965）『遊行女婦・遊女・傀儡女』至文堂\r\n滝川政次郎（1975）『遊女の歴史』至文堂\r\n田中澄江（1984）『近松門左衛門という人』日本放送会\r\n藤堂祐範・江藤澂英（1924）『法然上人行状絵図』中外出版\r\n中村元（1986）『仏教思想1愛』平楽寺書店\r\n中村元（1985）『仏教思想4恩』平楽寺書店\r\n中山太郎（1974）『日本巫女史』八木書店\r\n野村育世（1990）『日本女性史2中世』東京大学出版会\r\n速水侑（2007）『観音信仰』雄山閣\r\n藤野義雄（1980）『近松と最盛期の浄瑠璃』桜楓社\r\n藤本浄彦（1979）「法然浄土教における救済概念の一考察」『悟りと救い―その理念と方法』平楽寺書店\r\n宮原英一（1998）『若き日の近松門左衛門』叢文社\r\n村松剛(1975）『死の日本文学史』新潮社\r\n\r\n\r\n論文\r\n\r\n荒井貢次郎（1986-1987）「観音信仰と江戸系流通・芸能民―金竜山浅草寺等関係史料による」『印度学仏教学研究35 巻1号』日本印度学仏教学会\r\n植野慶子（1993）「江口の遊女と普賢菩薩との同一性―女人救済の問題を中心に」『日本文学誌要』法政大学\r\n後小路薫（1986）「松誉巌的著述攷--西国洛陽三十三所の観音霊験記を中心に」『大谷学報66巻2号』大谷学会\r\n木坂元子（1956）「道行研究―近松世話浄瑠璃における」『日本文学』日本文学協会\r\n岸田秀樹（2010）「曾根崎心中の歴史社会学的分析-書評：小林恭二著『心中への招待状・華麗なる恋愛死の世界』」『藍野学院紀要・第24巻』藍野学院\r\n清基秀紀(1991-1992)「真宗の土着(四)―親鸞における観音と宗教体験」『印度学仏教学研究40巻2号』日本印度学仏教学会\r\n佐藤彰（1981）「曾根崎心中における表現の世界―「観音めぐり」からみた構造」『日本文学30巻7号』日本文学協会\r\n指方依織（2005）「平安朝における一蓮托生思想について」『大谷大学大学院研究紀要第22号』大谷大学\r\n徐翔生（2015）「曾根崎心中に見られる仏教」『政大日本研究第十二號』政治大学\r\n高野敏夫（2003）「遊女歌舞伎（六）」『岐阜聖徳学園大学紀要』聖徳学園大学\r\n程茜（2014）「見立絵から見られる「聖」と「俗」―「遊女即菩薩」をめぐって」『年報日本思想史』日本思想史研究会\r\n中村直美（2008）「遊女考―『法然上人行状絵図』・『和漢朗詠注』―」『仏教大学大学院紀要』仏教大学\r\n沼義昭（1975）「救済者観音の構造―その秘儀をめぐって」『立正大学文学部論叢053号』立正大学\r\n濱中修（1995）「御伽草子「和泉式部」「小式部」論」『国文学：解釈と鑑賞』至文堂\r\n原道生（1963）「近松世話浄瑠璃の評価の問題―松田修氏の論考に触れながら」『日本文学』日本文学協会\r\n細田季男（2003）「おなじ蓮に考」『比較文化論叢11』札幌大学\r\n松崎仁（1970）「近松作品の真実と虚構―曾根崎心中」『国文学：解釈と鑑賞』至文堂\r\n向井芳樹（1956）「今宮の心中論―近松世話浄るりの展開」『日本文学』日本文学協会\r\n森山重雄（1956）「近松の方法―その町人倫理について」『日本文学』日本文学協会 | 描述: | 碩士 國立政治大學 日本語文學系 104556006 |
資料來源: | http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G1045560062 | 資料類型: | thesis |
| Appears in Collections: | 學位論文 |
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