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Title: 台湾・東南地域の「原住民」統治と沖縄・八重山統治の比較研究―田代安定の「旧慣」調査に基づく政策形成を軸に―
Authors: 大浜郁子
Contributors: 原住民族研究中心
Keywords: 田代安定;「旧慣」調査;八重山;台湾島東南海岸管理庁
Date: 2014-10-12
Issue Date: 2016-01-04 17:07:24 (UTC+8)
Abstract: 本報告は、近代日本の「内国(国内)」植民地と称されてきた沖縄と、最初の「外地」植民地である台湾の統治政策を比較することが目的である。具体的には、沖縄と台湾における「旧慣」調査に基づく統治政策の形成を軸に比較を行うが、特に2004年に台湾大学で発見された「田代文庫」に収蔵される両地域に関する「旧慣」調査資料を分析対象とする。 「田代文庫」とは、1880年代から1920年代にかけて、沖縄と台湾において「旧慣」調査を行った官僚、田代安定(たしろ やすさだ:1857-1928)が遺した資料群である。申請者は、約7年前から、「田代文庫」に収蔵される沖縄に関する資料調査を進め、同文庫の沖縄関係資料の完全版の目録作成と全文翻刻に取り組んでいる。本報告では、こうした調査の成果の一端を紹介するとともに、田代による沖縄と台湾の両地域における「旧慣」調査資料に基づく統治政策の形成について論じたい。(すでに申請者は、関連する論考として「田代安定にみる恒春と八重山―「牡丹社事件」と熱帯植物殖育場設置の関連を中心に―」、2013年、『民族學界』を発表している)。 本報告では、田代が、明治政府や政府高官らへ提出した、沖縄・八重山諸島に関する統治政策についての建議書(「八重山諸島創業意見緒言」や「八重山群島急務意見書」など)と、台湾・東南海岸地域に関する統治、特に「原住民」統治に関する、政策についての意見書(「台湾島東南海岸管理庁設置ノ件」)を考察する。田代の「旧慣」調査を通して、近代日本の沖縄・八重山諸島への統治と台湾・東南海岸地域の「原住民」統治の政策形成の連関を明らかにすることができると考えている。こうした考察は、近代日本による「国内(内国)植民地」・沖縄と最初の「外地」植民地・台湾の統治政策の比較においても意義あるものとなるであろう。
Relation: 第七回台日原住民族硏究論壇
主辦單位: 政大原住民族研究中心主辦
舉辦日期:2014.10.12
Data Type: conference
Appears in Collections:[2014第七回台日原住民族硏究論壇] 會議論文

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