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題名 日語動詞的意志性與意圖性相關之研究
日本語動詞の意志性と意図性に関する研究
作者 吳晶晶
Wu, Ching-Ching
貢獻者 葉秉杰
Yeh, Ping-Chieh
吳晶晶
Wu, Ching-Ching
關鍵詞 意志性
意圖性
特徵分析
框架語義學
背景知識
意志性
意図性
素性分析
フレーム意味論
背景知識
日期 2024
上傳時間 4-Sep-2024 15:47:54 (UTC+8)
摘要 本論文考察了日語動詞的意志性與意圖性的問題,特別聚焦於和語及物動詞,以典型性及框架語義學之概念,對其進行特徵分析。研究目的為闡述動詞的意志與意圖之根本概念,並進一步分析搭配名詞與動詞意志及意圖之關聯。 第二章介紹了典型性及框架語義學之概念,並說明兩者用於動詞意志性分析之有效性及必要性。 第三章簡單回顧文獻中對意志與意圖的定義,並提出本論文採用的定義。以典型性及框架語義學為基礎,對六個有分割含義之日語動詞進行意志與意圖的特徵分析,進而得知搭配名詞的背景知識與背景框架差異會對動詞意志與意圖的判斷造成影響。 第四章聚焦於動作發生意志,並將其視為意志的根本概念。闡述動作發生意志與責任的關聯後,提出「兩階段的動作發生意志」,並證明其可用於「介在性表現」的意志分析。最後,觀察日語動詞在肯定與否定用法,從意志性與意圖性之異同,得知背景框架會限定事情的預設狀況,並決定對事情發生的期望值之高低,進而影響動詞意志性與意圖性之判定。
本論文は日本語動詞の意志性と意図性について考察したものである。特に和 語動詞の他動詞を中心に、プロトタイプ理論とフレーム意味論に基づき、意志 性と意図性の素性分析を行なった。研究目的は動詞の意志性と意図性の根本的 な概念および共起名詞との関連を解明することである。 第二章では、プロトタイプ理論とフレーム意味論を紹介した上、両者が動詞 の意味分析における有効性と必要性も示している。 第三章では、先行研究の記述をふまえ、「意志」と「意図」の定義を提出し、 「切る」「割る」「折る」「刻む」「千切る」「砕く」の6つの分断動詞を対象に、 プロトタイプとフレームの概念を用い、意志性と意図性について分析している。 共起名詞に喚起されたフレームと共起名詞の背景知識が動詞の意志性と意図 性の判断に大きく影響することが判明している。 第四章では、動作生起の意志が根本的な意志と主張し、「責任」との関係を 述べた上で、「二段階の動作生起の意志」を提案している。二段階の動作生起 の意志が介在文の意志性の解明に有効であることを示している。また、否定表 現との共起状況に焦点が当てられ、事態の発生の望ましさはフレームによって 指定される事態のデフォルトに影響され、動詞の意志性と意図性の変化につな がることを明らかにしている。
參考文獻 ●【英語文献】(アルファベット順) Fillmore, Charles J. (1982) Frame semantics. In: Linguistics Society of Korea (ed.) Linguistics in the Morning Calm, 111-137. Seoul: Hanshin. Hopper, P. and Thompson S. A. (1980) Transitivity in Grammar and Discourse. Language, 56.2, 251-299 Labov, William (1973) The boundaries of words and their meanings. In Charles-James Bailey and Roger W. Shuy (eds.), New Ways of Analyzing Variation in English, Washington, DC: Georgetown University Press, 340–371 Lakoff, George (1977) Linguistic Gestalts.,Chicago Linguistic Society 13, 236-286 Richards, J. C., Platt, J., and Weber, H. (1985). Longman Dictionary of Applied Linguistics. London: Longman Group UK Limited. Rosch, E. (1975) Cognitive representations of semantic categories. Journal of Experimental Psychology: General, 104(3), 192–233 ●【日本語文献】(五十音順) 影山太郎(1996)『動詞意味論—言語と認知の接点—』 くろしお出版 国立国語研究所(2016)『基本動詞ハンドブック』 古賀祐章(2021)「意図と責任の言語学」『教養論叢』142  pp.111–144 幸田佳子(1991)「他動詞文について一考察−主語の特徴から自動詞文への連続性を見る−」『言語・文化研究』9  pp.37–44 佐藤琢三(2005)『自動詞文と他動詞文の意味論』 笠間書院 杉本和之(1997)「意志動詞と無意志動詞の研究:その2」愛媛大学教育学部紀要 第II部 人文・社会科学29(2) pp.33-47 陳奕廷・松本曜(2018)『日本語語彙的複合動詞の意味と体系―コンストラクション形態論とフレーム意味論―』 ひつじ書房 ラトナーヤカ, ディルルクシ(2012)「非意志性の分析 : シンハラ語をはじめアジア語の状況を巡って」 名古屋大学博士論文 仁田義雄(1991)『日本語モダリティと人称』 ひつじ書房 仁田義雄(2002)『副詞的表現の諸相』 くろしお出版 宮腰幸一(2023)「アスペクト依存ヴォイス関数と経験主指向性」『日本語文法』23巻1号 pp.121-137 籾山洋介(2010)「百科事典的意味観」 山梨正明(編)『認知言語学論考9』pp.1-37 ひつじ書房 山梨正明(1995)『認知文法論』 ひつじ書房 ●【辞書】 デジタル大辞泉 <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>2024年5月20日参照 ●【コーパス】 国立国語研究所・Lago言語研究所『NINJAL-LWP for BCCWJ』 (https://nlb.ninjal.ac.jp/) 筑波大学・国立国語研究所・Lago言語研究所『NINJAL-LWP for TWC』 (https://tsukubawebcorpus.jp)
描述 碩士
國立政治大學
日本語文學系
111556002
資料來源 http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0111556002
資料類型 thesis
dc.contributor.advisor 葉秉杰zh_TW
dc.contributor.advisor Yeh, Ping-Chiehen_US
dc.contributor.author (Authors) 吳晶晶zh_TW
dc.contributor.author (Authors) Wu, Ching-Chingen_US
dc.creator (作者) 吳晶晶zh_TW
dc.creator (作者) Wu, Ching-Chingen_US
dc.date (日期) 2024en_US
dc.date.accessioned 4-Sep-2024 15:47:54 (UTC+8)-
dc.date.available 4-Sep-2024 15:47:54 (UTC+8)-
dc.date.issued (上傳時間) 4-Sep-2024 15:47:54 (UTC+8)-
dc.identifier (Other Identifiers) G0111556002en_US
dc.identifier.uri (URI) https://nccur.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/153506-
dc.description (描述) 碩士zh_TW
dc.description (描述) 國立政治大學zh_TW
dc.description (描述) 日本語文學系zh_TW
dc.description (描述) 111556002zh_TW
dc.description.abstract (摘要) 本論文考察了日語動詞的意志性與意圖性的問題,特別聚焦於和語及物動詞,以典型性及框架語義學之概念,對其進行特徵分析。研究目的為闡述動詞的意志與意圖之根本概念,並進一步分析搭配名詞與動詞意志及意圖之關聯。 第二章介紹了典型性及框架語義學之概念,並說明兩者用於動詞意志性分析之有效性及必要性。 第三章簡單回顧文獻中對意志與意圖的定義,並提出本論文採用的定義。以典型性及框架語義學為基礎,對六個有分割含義之日語動詞進行意志與意圖的特徵分析,進而得知搭配名詞的背景知識與背景框架差異會對動詞意志與意圖的判斷造成影響。 第四章聚焦於動作發生意志,並將其視為意志的根本概念。闡述動作發生意志與責任的關聯後,提出「兩階段的動作發生意志」,並證明其可用於「介在性表現」的意志分析。最後,觀察日語動詞在肯定與否定用法,從意志性與意圖性之異同,得知背景框架會限定事情的預設狀況,並決定對事情發生的期望值之高低,進而影響動詞意志性與意圖性之判定。zh_TW
dc.description.abstract (摘要) 本論文は日本語動詞の意志性と意図性について考察したものである。特に和 語動詞の他動詞を中心に、プロトタイプ理論とフレーム意味論に基づき、意志 性と意図性の素性分析を行なった。研究目的は動詞の意志性と意図性の根本的 な概念および共起名詞との関連を解明することである。 第二章では、プロトタイプ理論とフレーム意味論を紹介した上、両者が動詞 の意味分析における有効性と必要性も示している。 第三章では、先行研究の記述をふまえ、「意志」と「意図」の定義を提出し、 「切る」「割る」「折る」「刻む」「千切る」「砕く」の6つの分断動詞を対象に、 プロトタイプとフレームの概念を用い、意志性と意図性について分析している。 共起名詞に喚起されたフレームと共起名詞の背景知識が動詞の意志性と意図 性の判断に大きく影響することが判明している。 第四章では、動作生起の意志が根本的な意志と主張し、「責任」との関係を 述べた上で、「二段階の動作生起の意志」を提案している。二段階の動作生起 の意志が介在文の意志性の解明に有効であることを示している。また、否定表 現との共起状況に焦点が当てられ、事態の発生の望ましさはフレームによって 指定される事態のデフォルトに影響され、動詞の意志性と意図性の変化につな がることを明らかにしている。en_US
dc.description.tableofcontents 第一章 序論 1 1.1研究背景 1 1.2研究対象 1 1.3研究目的 2 1.4研究方法 2 1.5本論文の構成 2 第二章 理論の枠組み 4 2.1プロトタイプ理論 5 2.2フレーム意味論 6 第三章 動詞の意志性と意図性 9 3.1「意志」と「意図」の定義 9 3.2分析対象および方法 16 3.3幸田(1991)の再検討 17 3.4語彙的フレームに基づいた分析 24 3.4.1「切る」の語彙的意味フレームに基づいた分析 24 3.4.2「割る」の語彙的意味フレームに基づいた分析 27 3.4.3「折る」の語彙的意味フレームに基づいた分析 31 3.4.4「刻む」の語彙的フレームに基づいた分析 33 3.4.5「千切る」の語彙的フレームに基づいた分析 37 3.4.6「砕く」の語彙的フレームに基づいた分析 39 3.5意志と意図の影響要因 42 3.5.1背景フレームによる影響 42 3.5.2【道具】の明示による影響 47 3.5.3【原因】の明示による影響 53 3.5.4介在文の意志性と意図性 56 3.5.5使役の意志がない場合 57 3.6本章のまとめ 58 第四章 動作生起の意志 61 4.1仁田(1991)、杉本(1997)の「意志」についての再検討 61 4.2「動作生起の意志」と「責任」の関係 63 4.3二段階の「動作生起の意志」 65 4.4望ましさの偏りによる意志と意図のデフォルト 70 4.4.1動作主が事態に対する望ましさのデフォルト 70 4.4.2否定表現が意志性と意図性に与える影響 73 4.4.3フレームによる影響の再検証 81 4.5本章のまとめ 84 第五章 結論 86 5.1本論文のまとめ 86 5.2今後の課題 88 参考文献 89zh_TW
dc.format.extent 976919 bytes-
dc.format.mimetype application/pdf-
dc.source.uri (資料來源) http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0111556002en_US
dc.subject (關鍵詞) 意志性zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 意圖性zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 特徵分析zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 框架語義學zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 背景知識zh_TW
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dc.subject (關鍵詞) 背景知識en_US
dc.title (題名) 日語動詞的意志性與意圖性相關之研究zh_TW
dc.title (題名) 日本語動詞の意志性と意図性に関する研究en_US
dc.type (資料類型) thesisen_US
dc.relation.reference (參考文獻) ●【英語文献】(アルファベット順) Fillmore, Charles J. (1982) Frame semantics. In: Linguistics Society of Korea (ed.) Linguistics in the Morning Calm, 111-137. Seoul: Hanshin. Hopper, P. and Thompson S. A. (1980) Transitivity in Grammar and Discourse. Language, 56.2, 251-299 Labov, William (1973) The boundaries of words and their meanings. In Charles-James Bailey and Roger W. Shuy (eds.), New Ways of Analyzing Variation in English, Washington, DC: Georgetown University Press, 340–371 Lakoff, George (1977) Linguistic Gestalts.,Chicago Linguistic Society 13, 236-286 Richards, J. C., Platt, J., and Weber, H. (1985). Longman Dictionary of Applied Linguistics. London: Longman Group UK Limited. Rosch, E. (1975) Cognitive representations of semantic categories. Journal of Experimental Psychology: General, 104(3), 192–233 ●【日本語文献】(五十音順) 影山太郎(1996)『動詞意味論—言語と認知の接点—』 くろしお出版 国立国語研究所(2016)『基本動詞ハンドブック』 古賀祐章(2021)「意図と責任の言語学」『教養論叢』142  pp.111–144 幸田佳子(1991)「他動詞文について一考察−主語の特徴から自動詞文への連続性を見る−」『言語・文化研究』9  pp.37–44 佐藤琢三(2005)『自動詞文と他動詞文の意味論』 笠間書院 杉本和之(1997)「意志動詞と無意志動詞の研究:その2」愛媛大学教育学部紀要 第II部 人文・社会科学29(2) pp.33-47 陳奕廷・松本曜(2018)『日本語語彙的複合動詞の意味と体系―コンストラクション形態論とフレーム意味論―』 ひつじ書房 ラトナーヤカ, ディルルクシ(2012)「非意志性の分析 : シンハラ語をはじめアジア語の状況を巡って」 名古屋大学博士論文 仁田義雄(1991)『日本語モダリティと人称』 ひつじ書房 仁田義雄(2002)『副詞的表現の諸相』 くろしお出版 宮腰幸一(2023)「アスペクト依存ヴォイス関数と経験主指向性」『日本語文法』23巻1号 pp.121-137 籾山洋介(2010)「百科事典的意味観」 山梨正明(編)『認知言語学論考9』pp.1-37 ひつじ書房 山梨正明(1995)『認知文法論』 ひつじ書房 ●【辞書】 デジタル大辞泉 <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>2024年5月20日参照 ●【コーパス】 国立国語研究所・Lago言語研究所『NINJAL-LWP for BCCWJ』 (https://nlb.ninjal.ac.jp/) 筑波大学・国立国語研究所・Lago言語研究所『NINJAL-LWP for TWC』 (https://tsukubawebcorpus.jp)zh_TW