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題名 以接頭詞「手」複合之形容詞・形容動詞及以「手」為前項要素的複合名詞之考察
作者 王心怡
貢獻者 吉田妙子
王心怡
關鍵詞 「手」
接頭詞
前項要素
形容詞
連用形名詞
名詞
勞動
日期 2013
上傳時間 25-Aug-2014 15:41:05 (UTC+8)
摘要 本論文旨在探討接頭詞「手」和前項要素「手」複合之派生語和複合語的「手」的意思、複合限制、以及其對句型結構上之影響。 本論文透過「φ+形容詞」和「手+形容詞」的對比來探討「手」的意思。並敘述「手+形容詞」「手+名詞」「手+連用形名詞」之異同點。
本論文以五章構成。在序論裡論述本論文之動機、方法、結構以及研究對象。第一章中舉出了先行研究的問題點。第二章、第三章中透過「φ+形容詞」和「手+形容詞」的比較, 論證接頭詞「手」的共同特徵和使用限制。在第四章裡將「手+名詞」更細分為「手+具體名詞」「手+抽象名詞」「手+行為名詞」, 並探討三者的共通點。此外,也對「手+連用形名詞」的複合限制、「手」的意思和慣用的形態做說明。第五章則是結論。
先行研究中,記載接頭詞「手」的意思為「強調」「程度」, 並且與以「手」作為前項要素的複合詞採取相同的分析法。然而根據本論文的考察,和接頭詞「手」複合的形容詞無法與表示「心理現象」「生理現象」「自然現象」等的動詞共起。此外, 接頭詞「手」一旦與形容詞複合後, 具有容易使複合形容詞原來「恆常的性質」轉為表示「一次狀態」的特性。
「手+形容詞」、以「手」作為前項要素的「抽象名詞」、「手+連用形名詞」雖為三種不同的複合形態, 但在暗示「動作主的存在和行動」這個概念上是共通的。此外, 根據「手+連用形名詞」的考察,「手」與「外顯的運動動詞」容易共起, 卻無法與表示「內在狀態的動詞」共起。根據這個現象可以窺知「手+感情形容詞」無法複合的原因。主要是因為不論是「感情形容詞」「內在的狀態動詞」所表示的狀態, 即使要求動作主達到所要求的狀態, 動作主也未必能夠實現所提出的要求。在這點上由於無法滿足「手」所要求的「必須是某個程度動作主能夠控制的狀態」的條件, 因此, 「手」無法與「感情形容詞」和表示「內在狀態的連用形名詞」複合。
參考文獻 石井正彦(1997)『語構成』
王淑琴(2007)「「打ち−」の語構成—コーパスに基づく記述―」『台大日本
語研究13』
奥田靖男(1988)「時間の表現(1)」『教育国語』94:2−17
奥田靖男(1994)「動詞の終止形(その2)」『教育国語』
影山太郎(1996)『文法と語形成』ひつじ書房
影山太郎(2001)『動詞の意味と構文』大修館書店
影山太郎(2011)「名詞の語形成と意味構造」『名詞の意味と構文』大修館書店
影山太郎編(2012)『属性叙述の世界』くろしお出版
河上誓作(1987)「対義と否定」『日本語学』第六巻第六号 明治書院
北原保雄(2010)『日本語の形容詞』大修館書店
工藤真由美(1995)『アスペクト.テンス体系とテクスト : 現代日本語の時   
間の表現』ひつじ書房
工藤真由美(2002a)「現象と本質:方言の文法と標準語の文法」日本語文
法学会・編『日本語文法』東京くろしお出版
工藤真由美(2003)「形容詞の評価的意味と形容詞分類」『阪大日本語研
究』
国広哲弥(1982)『意味論の方法』大修館書店
小倉博史(2008)『語の有縁性と比喩表現について』駿河台出版社
斎藤倫明・石井正彦(1997)  ゆもとしょうなん「あわせ名詞の意味記述をめぐって」『語構成』日本語研究資料集 
坂倉篤義(1986)「接辞とは」『日本語学』vol.5
須賀一好・早津恵美子(1995) 『動詞の自他』ひつじ書房
田村泰男(2005)「現代日本語の接頭辞について」『広島大学留学生センター紀要』
角田三枝他(2007)『他動性の通言語的研究』くろしお出版
角田大作(2009)『世界の言語と日本語:言語類型論から見た日本語』くろ
しお
湯廷池(2008)「日本語の反復形容詞:形態・意味と機能」『東吳日語教育學報 』31
西尾寅弥(1972)『国立国語研究所報告44、形容詞の意味・用法の記述的研究』秀英出版
仁田義雄(1991)『日本語のモダリティと人称』ひつじ書店
仁田義雄(1988)「意志動詞と無意志動詞」『月刊言語』17−5 p.34-37 大修館書店
仁田義雄(1998) 「日本語文法における形容詞」『月刊言語』大修館書店
飛田良文・浅田秀子(1991)『現代形容詞用法辞典』東京都出版  
星野命(1976)「身体語彙による表現」『日本語の語彙と表現ー日本語講座−第四巻』大修館書店 
益岡隆志・田窪行則(1992)基礎日本語文法 東京都:くろしお          
籾山洋介(2002) 「接頭辞「モノ」を含む形容詞・形容動詞の意味分析 」『日本語論究3現代日本語の研究』和泉書院
盛岡健二(1986)「接辞と助辞」『日本語学』vol.5
森田良行(1996) 『意味分析の方法-理論と実践-』P58、P161、P189 ひつじ書房
森田良行(2008)『動詞・形容詞・副詞の事典』東京都出版
ヤコブセン(1995)「他動詞とプロトタイプ論」須賀一好・早津恵美子(編)『動詞の自他』ひつじ書房
八亀裕美(2008)『日本語形容詞の記述的研究:類型論的視点から』明治書院
山下喜代(1994)「接辞分類表の作成−三省堂国語辞典第4版を資料として」
『講座日本語教育』早稲田大学日本語研究教育センター
山梨正明(1995)『認知文法論』ひつじ書房
横山麻紀(2009)「「お」の付く語・「さん」の付く語—接辞の意味機能とその分類—」『国立政治大学日本語文学系修士論文』
吉田妙子(2005)感情形容詞連用形の副詞用法的制約―「義経は気の毒に死んだ」は何故誤りか―『台湾日本語教育論文集第九号』
賴錦雀 (1983) 「中日兩語身體語彙の對照硏究」 『私立東吳大學日本文化硏究所修士論文』
賴錦雀 (2001) 「身体名詞と形容詞からなる日本語複合語について」『東吳外語學報』16,P.155-183,東吳大學
賴錦雀 (2004)『日本語感覚形容詞研究論文集』致良出版社
賴錦雀 (2007) 『日本語心象形容詞研究』致良出版社
劉懿禎(2007)「現代日本語形容詞の下位分類―分類基準と機能」『東呉大学日本語文学系博士論文』

辞書
『広辞苑』『新明解第四版』『大辞林』『日本語広辞典』
『日本語源広辞典』
描述 碩士
國立政治大學
日本語文學系碩士班
99556008
102
資料來源 http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0099556008
資料類型 thesis
dc.contributor.advisor 吉田妙子zh_TW
dc.contributor.author (Authors) 王心怡zh_TW
dc.creator (作者) 王心怡zh_TW
dc.date (日期) 2013en_US
dc.date.accessioned 25-Aug-2014 15:41:05 (UTC+8)-
dc.date.available 25-Aug-2014 15:41:05 (UTC+8)-
dc.date.issued (上傳時間) 25-Aug-2014 15:41:05 (UTC+8)-
dc.identifier (Other Identifiers) G0099556008en_US
dc.identifier.uri (URI) http://nccur.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/69285-
dc.description (描述) 碩士zh_TW
dc.description (描述) 國立政治大學zh_TW
dc.description (描述) 日本語文學系碩士班zh_TW
dc.description (描述) 99556008zh_TW
dc.description (描述) 102zh_TW
dc.description.abstract (摘要) 本論文旨在探討接頭詞「手」和前項要素「手」複合之派生語和複合語的「手」的意思、複合限制、以及其對句型結構上之影響。 本論文透過「φ+形容詞」和「手+形容詞」的對比來探討「手」的意思。並敘述「手+形容詞」「手+名詞」「手+連用形名詞」之異同點。
本論文以五章構成。在序論裡論述本論文之動機、方法、結構以及研究對象。第一章中舉出了先行研究的問題點。第二章、第三章中透過「φ+形容詞」和「手+形容詞」的比較, 論證接頭詞「手」的共同特徵和使用限制。在第四章裡將「手+名詞」更細分為「手+具體名詞」「手+抽象名詞」「手+行為名詞」, 並探討三者的共通點。此外,也對「手+連用形名詞」的複合限制、「手」的意思和慣用的形態做說明。第五章則是結論。
先行研究中,記載接頭詞「手」的意思為「強調」「程度」, 並且與以「手」作為前項要素的複合詞採取相同的分析法。然而根據本論文的考察,和接頭詞「手」複合的形容詞無法與表示「心理現象」「生理現象」「自然現象」等的動詞共起。此外, 接頭詞「手」一旦與形容詞複合後, 具有容易使複合形容詞原來「恆常的性質」轉為表示「一次狀態」的特性。
「手+形容詞」、以「手」作為前項要素的「抽象名詞」、「手+連用形名詞」雖為三種不同的複合形態, 但在暗示「動作主的存在和行動」這個概念上是共通的。此外, 根據「手+連用形名詞」的考察,「手」與「外顯的運動動詞」容易共起, 卻無法與表示「內在狀態的動詞」共起。根據這個現象可以窺知「手+感情形容詞」無法複合的原因。主要是因為不論是「感情形容詞」「內在的狀態動詞」所表示的狀態, 即使要求動作主達到所要求的狀態, 動作主也未必能夠實現所提出的要求。在這點上由於無法滿足「手」所要求的「必須是某個程度動作主能夠控制的狀態」的條件, 因此, 「手」無法與「感情形容詞」和表示「內在狀態的連用形名詞」複合。
zh_TW
dc.description.tableofcontents 序論..............................1
1.研究動機と目的.......................2
2.研究対象..........................4
3.研究方法..........................5
4.本稿の構成.........................5

第一章 先行研究........................6
1.1.はじめに........................7
1.2.田村(2005)......................8
1.3.山下(1994)......................8
1.4.頼(1983)、(2001)、(2007).............9
1.5.先行研究の問題点...................10
1.5.1.「手−」に関する他の疑問点 ............11

第二章 「手」を前項要素とする形容詞.............142.1.はじめに.......................14
2.2.「手+形容詞」と「φ+形容詞」が対立する語......14
2.2.1.「厳しい」と「手厳しい」.............14
2.2.2.「痛い」と「手痛い」...............16
2.2.3.「短い」と「手短」................17
2.2.4.「早い」と「手早い」...............19
2.2.4.1.「早い」と「素早い」.............21
2.2.4.2.「素早く」と「手早く」............22
2.2.4.3.「早く」と「手早く」.............26
2.2.5.「ぬるい」と「てぬるい」.............28
2.2.6.「狭い」と「手狭」................31
2.2.7.「広い」と「手広い/手広な」...........34
2.2.8.「近い」と「手近い/手近な」...........36
2.2.8.1.「近い」と「身近」..............40
2.2.8.2.「手近い/手近な」と「身近い/身近な」....42
2.2.9.「手近」と「身近」と「φ+近い」の異同......46
2.2.10.「強い」と「手ごわい」.............47
2.2.11.「手づよい」と「手ごわい」...........50
2.2.12.「堅い」と「手堅い」..............52
2.2.13.「荒い」と「手荒い」..............56
2.2.14.「ひどい」と「手ひどい」............58
2.3.「手+形容詞」と「φ+形容詞」が対立しない語.....60
2.3.1「厚い」と「手厚い」................61
2.3.2「薄い」と「手薄い」................61
2.3.3「手厚い」と「手薄」................62
2.3.4「気軽」と「手軽」.................65

第三章 「手+形容詞」に見られる接頭辞「手」の意味......69
3.1.はじめに.................... ...69
3.2.「手+形容詞」と「φ+形容詞」の比較及び「手」の意味
    について.................... ...69
3.3.  接頭辞「手」の役割と特徴........... ...72

第四章 「手+名詞」.................... .79
4.1.はじめに.................... ...79
4.2.「手+名詞」の語の分類 ............... 79
4.2.1「手」を前項要素とする「具象名詞」の特質構造....80
4.3.「手」を前項要素とする動詞連用形名詞から.......84
4.3.1.工藤(1995)の動詞の分類について.......84
4.3.2.「手」を前項要素とする動詞連用形名詞の種類から..86
4.3.3.「手」を前項要素とする動詞連用形名詞の意味から..88

第五章 結論.........................95
5.1.本稿の結論......................95
5.2.今後の課題......................98

参考文献...........................99
zh_TW
dc.format.extent 7422660 bytes-
dc.format.mimetype application/pdf-
dc.language.iso en_US-
dc.source.uri (資料來源) http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0099556008en_US
dc.subject (關鍵詞) 「手」zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 接頭詞zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 前項要素zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 形容詞zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 連用形名詞zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 名詞zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 勞動zh_TW
dc.title (題名) 以接頭詞「手」複合之形容詞・形容動詞及以「手」為前項要素的複合名詞之考察zh_TW
dc.type (資料類型) thesisen
dc.relation.reference (參考文獻) 石井正彦(1997)『語構成』
王淑琴(2007)「「打ち−」の語構成—コーパスに基づく記述―」『台大日本
語研究13』
奥田靖男(1988)「時間の表現(1)」『教育国語』94:2−17
奥田靖男(1994)「動詞の終止形(その2)」『教育国語』
影山太郎(1996)『文法と語形成』ひつじ書房
影山太郎(2001)『動詞の意味と構文』大修館書店
影山太郎(2011)「名詞の語形成と意味構造」『名詞の意味と構文』大修館書店
影山太郎編(2012)『属性叙述の世界』くろしお出版
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北原保雄(2010)『日本語の形容詞』大修館書店
工藤真由美(1995)『アスペクト.テンス体系とテクスト : 現代日本語の時   
間の表現』ひつじ書房
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坂倉篤義(1986)「接辞とは」『日本語学』vol.5
須賀一好・早津恵美子(1995) 『動詞の自他』ひつじ書房
田村泰男(2005)「現代日本語の接頭辞について」『広島大学留学生センター紀要』
角田三枝他(2007)『他動性の通言語的研究』くろしお出版
角田大作(2009)『世界の言語と日本語:言語類型論から見た日本語』くろ
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仁田義雄(1988)「意志動詞と無意志動詞」『月刊言語』17−5 p.34-37 大修館書店
仁田義雄(1998) 「日本語文法における形容詞」『月刊言語』大修館書店
飛田良文・浅田秀子(1991)『現代形容詞用法辞典』東京都出版  
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益岡隆志・田窪行則(1992)基礎日本語文法 東京都:くろしお          
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賴錦雀 (1983) 「中日兩語身體語彙の對照硏究」 『私立東吳大學日本文化硏究所修士論文』
賴錦雀 (2001) 「身体名詞と形容詞からなる日本語複合語について」『東吳外語學報』16,P.155-183,東吳大學
賴錦雀 (2004)『日本語感覚形容詞研究論文集』致良出版社
賴錦雀 (2007) 『日本語心象形容詞研究』致良出版社
劉懿禎(2007)「現代日本語形容詞の下位分類―分類基準と機能」『東呉大学日本語文学系博士論文』

辞書
『広辞苑』『新明解第四版』『大辞林』『日本語広辞典』
『日本語源広辞典』
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