dc.contributor | 問題と研究 | |
dc.creator (作者) | 鈴木隆 | |
dc.date (日期) | 2017-06 | |
dc.date.accessioned | 3-Apr-2019 14:15:13 (UTC+8) | - |
dc.date.available | 3-Apr-2019 14:15:13 (UTC+8) | - |
dc.date.issued (上傳時間) | 3-Apr-2019 14:15:13 (UTC+8) | - |
dc.identifier.uri (URI) | http://nccur.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/122893 | - |
dc.description.abstract (摘要) | 本稿では、福建省寧徳地区党委員会書記時代( 1988 年~ 90 年)の 習近平について、習の著書『 擺脱貧困』(福建人民出版社、初版 1992 年)を主な素材として、 当時の習近平の政治論を考察する。貧困地 域として知られた寧徳地区の発展のため、習は、経済中心主義の政 策思考を唱導した。その根底には、 富国強兵を求めるナショナリズ ムの強い信条があった。ま た、リ ーダーシップ論の中に は、「紅二代 」 の 血 統 主義に 基づ く、一 種の 選民意 識に も似た 使命 感が見 て取 れ る。 1989 年の六・四天安門事件に際し、習近平は、下からの民主化 運動を、文革時の紅衛兵イメージに重ねて理解する一方、 政治発展 の漸進性と段階性、法制建設の重要性を強調した。事件の 1 つの教 訓として、習は、腐敗を主因とする民心離反の危険性を銘記した。 その際、彼の脳裏にあったのは、毛沢東と黄炎培による「 窰洞の対 話」であり、 この対話は、習の政治認識にとって、今日まで規範的 な意味合いを持っている。 | |
dc.format.extent | 862161 bytes | - |
dc.format.mimetype | application/pdf | - |
dc.relation (關聯) | 問題と研究, 46(2), 55-86 | |
dc.subject (關鍵詞) | 習近平の政治思想;六・ 四天安門事件;民主観念; 反 腐敗;リーダーシップ論 | |
dc.title (題名) | 「六・四」天安門事件前後の習近平―『擺脱貧困』に見る地区党委員会書記時代の 政治論― | |
dc.type (資料類型) | article | |