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題名 日本語彙複合動詞的自自交替現象
Transitivity-Transtivity alternation of lexical compound verbs in Japanese
作者 張惠茹
貢獻者 王淑琴
張惠茹
關鍵詞 語彙複合動詞
自自交替
自他交替
他動性
非對格優先原則
位置變化
日期 2011
上傳時間 30-十月-2012 14:32:55 (UTC+8)
摘要 本研究以日文的語彙複合動詞為研究對象,探討自自交替發生時的條件及制約,以及在整個複合動詞中所佔的位置。
本論文共分為七章。第一章為緒論,闡述本研究的目的及考察對象。第二章則針對語彙複合動詞的自他交替及自自交替之過往相關文獻進行研究,並提出尚未解決的問題。第三章到第六章則依照字組下去分別做探討。字組依序為「出る/出す」「通る/通す」「回る/回す」「抜く/抜ける」為後項的複合動詞。第三~六章主要在探討前項動詞與後項動詞的特徵,以及自自交替形成的原因。最後第七章為結論。
透過本研究,我們可以得到以下結論。
(1)形成自自交替的前後項動詞皆為位置變化動詞。
(2)自自交替發生的原因依據前項動詞的性質而有所不同。例如前項動詞為非能格
自動詞時,自自交替的原因主要為再歸導致的他動性低下;前項動詞為非對格
自動詞時,自自交替的原因為「非対格性優先の原則」;前項為他動詞時,自
自交替的原因則來自於文全體的他動性低下。


關鍵字:語彙複合動詞、自自交替、自他交替、他動性、非對格優先原則、
位置變化


 本研究の目的は、語彙的複合動詞における自自交替の発生条件、制約及び位置づけを明らかにすることである。
 本研究は7章で構成される。第一章は序論で、本研究の目的及び研究対象を述べる。第二章ではまず自他交替と自自交替に関する先行研究を検討し、さらに本研究の位置づけについて述べ、問題点を提出する。第三章から第六章においては、「出る/出す」「通る/通す」「回る/回す」「抜く/抜ける」の組み合わせに分け、それぞれ考察を行い、「前項動詞と後項動詞の特徴」と「自自交替が可能になる理由」について分析する。第七章は結論である。
 本研究を通して次のような結論が得られる。
 (1)自自交替における前項動詞と後項動詞は、両方とも位置変化を表していること
が判明した。
 (2)自自交替が可能になる理由は、前項動詞の性質によって異なる。前項動詞が
非能格自動詞である場合は、主に再帰による他動性低下の影響を受け、自自
交替が可能になる。前項動詞が非対格自動詞の場合は、「非対格性優先の
原則」の制約で自自交替を成す。前項動詞が他動詞である場合は、文全体
の他動性低下という原因で自自交替が可能になるのである。


 キーワード:語彙的複合動詞、自自交替、自他交替、他動性、非対格性優先の原
則、位置変化
參考文獻 参考文献(五十音順)

足立公平(2004)「ヲ格と道具目的語」山梨正明(編)『認知言語学論考』ひじつ
書房
石井正彦(2007)『現代日本語の複合語形成論』ひつじ書房
今泉志奈子・郡司隆男(2002)「語彙的複合における複合事象」(伊藤たかね編)
『シリーズ言語科学1 文法理論 レキシコンと統語』東京大学出版会
大倉直子(2004)「所有関係構文と派生的意味解釈」『言語科学研究』
  神田外語大学大学院紀要10, 41-65
王淑琴(2008)「「他動詞十自動詞」タイプの複合動詞に関するー考察--「引き
-」「打ち-」「押し-」を中心に」『東呉外語学報27号』 111-144
_____(2010)「「他動詞+上げる」に対応する「他動詞+上がる」
の派生条件」『台湾日語教育学報第十四号』 台湾日語教育学会102-128
鎌田精三郎(2005)「日本語複合動詞「~し出す」の統語的・意味的特性について」
『城西大学語学教育センター研究年報』1
影山太郎(1993)『文法と語形成』ひつじ書房
______(1996)『動詞意味論』くろしお出版
______(1999)『形態論と意味』くろしお出版
______(2001)『日英対照 動詞の意味と構文』大修館書店
______(2002)「非対格構造の他動詞--意味と統語のインターフェイス」(伊藤た
かね編)『文法理論:レキシコンと統 語』東京大学出版会
影山太郎・由本陽子(1997)『日英語比較選書8:語形成と概念構造』研究社
川野靖子(2000)「主体変化を表す他動詞文の分析」『筑波日本語研究』第五号
筑波大学文芸・言語研究科日本語学研究室39-52
工藤力男(2005)「複合動詞論序説―とれたて・生まれたて」『成城国文学』21
______ (2005)「<立ちあげる>非文の説:複合動詞論・続」『成城文藝』
192、成城大学文芸学部
国広哲弥(2000)「日本語動詞の多義体系 (4)」『人文学研究所報33』神奈川
大学人文学研究所 63-72
佐藤琢三(1994)「動詞の自他対応と様態指定」『筑波応用言語学研究』筑波大
学大学院博士課程文芸・言語研究科応用言語学コース,第1号,21-32
______(2005)自動詞文と他動詞文の意味論『笠間書院』
朱春日(2009)「複合動詞の自・他対応についてー派生に基づく対応を中心に」『世
界の日本語教育』
徐民静(2007)「複合動詞「~出る/~出す」の意味分析(一)」『日本言語文化
研究』第11号
_____(2008)「複合動詞「~出る/~出す」の意味分析(二)」『日本言語文化
研究』第12号
須賀一好・早津恵美子(編)(1995)『動詞の自他』ひじつ書房
杉村泰(2010)「コーパスを利用した複合動詞「-回す」の意味分析」『言語文化
論集』第 32 巻第 1 号 名古屋大学大学院国際言語文化研究科,83-95
_____(2011a)「複合動詞「-回す」と「-回る」の前項動詞の特徴について」
銘傳大学2011國際學術研討會「應用日語(學)系課程・教材・教法學術研討會
_____(2011b)「コーパスを利用した複合動詞「-回る」の意味分析」『言語文
化論集』第32巻第2号 名古屋大学大学院国際言語文化研究科,17-32
田中茂範・松本曜(1997)『日英語比較選書6:空間と移動の表現』中右実(編)
研究社
田辺和子(1983)「複合動詞の意味と構成―「~ダス」・「~アゲル」を中心に」
『日本語と日本文学』3,40-49
______(1995)「日本語の複合動詞の後項動詞にみる文法化」『日本女子大学紀
要 文学部』45
陳劼懌(2010)「語彙的複合動詞の自他交替と語形成」『日本語文法』10巻1号
角田太作(1991)『世界の言語と日本語』くろしお出版
角田三枝・佐々木冠・塩野谷亨(2007)『他動性の通言語的研究』くろしお出版
中村芳久(2004)『認知文法論Ⅱ』大修館書局
李良林(2002)「語彙的複合動詞における構成要素の組み合わせー再帰性に基づく
他動性の観点から」『言語科学論集』6、 東北大学大学院文学研究科
林慧君(1991)「現代語複合動詞の構造についてー動詞の自他を通して」『語文研
究』72、九州大学国語国文学会
姫野昌子(1999)『複合動詞の構造と意味用法』ひつじ書房
平澤洋一(2006)「移動複合動詞にみる意味の結合」『広島大学留学生センター紀
要』16
日野資成(2002)「複合動詞「―出す」の分類―統語論的・意味論的方法を使って」
『日本研究国際日本文化研究センター紀要』25
何志明(2010) 『現代日本語における複合動詞の組み合わせ 日本語教育の観
点から』笠間書院
松本曜(1998)「日本語の語彙的複合動詞における動詞の組み合わせ」『言語研
究』114
_____(2009)「複合動詞「~込む」「~去る」「~出す」と語彙的複合動詞のタ
イプ」(由本陽子・岸本秀樹編)『語彙の意味と文法』くろしお出版
山梨正明(1995)『認知文法論』ひつじ書房
野村雅昭・石井正彦(1987)『複合動詞資料集』国立国語研究所
由本陽子(2005)『複合動詞・派生動詞の意味と統語-モジュール形態論から見た
日英語の動詞形成-』ひつじ書房
______(2005)「「V+かえる」と「V+直す」の意味と統語」『日本語文法』5(2)、日本語文法学会
Hopper, Paul J. & Sandra A. Thompson(1980) Transitivity in grammar and discourse. Language 56. p.251-299.

修士論文
陳劼懌(2007)「語彙的複合動詞の意味と統語~自他交替可能性から見る複合動詞
形成~」南台科技大学 応用日語学系

博士論文
佐藤琢三(2000)動詞の自他の構造と意味 筑波大学 文芸・言語研究科
申亜敏(2009)中国語結果複合動詞の意味と構造-日本語の複合動詞・英語の結果構文との対照及び類型的視点から 東京外国語大学
描述 碩士
國立政治大學
日本語文學系碩士班
97556007
100
資料來源 http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0097556007
資料類型 thesis
dc.contributor.advisor 王淑琴zh_TW
dc.contributor.author (作者) 張惠茹zh_TW
dc.creator (作者) 張惠茹zh_TW
dc.date (日期) 2011en_US
dc.date.accessioned 30-十月-2012 14:32:55 (UTC+8)-
dc.date.available 30-十月-2012 14:32:55 (UTC+8)-
dc.date.issued (上傳時間) 30-十月-2012 14:32:55 (UTC+8)-
dc.identifier (其他 識別碼) G0097556007en_US
dc.identifier.uri (URI) http://nccur.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/54976-
dc.description (描述) 碩士zh_TW
dc.description (描述) 國立政治大學zh_TW
dc.description (描述) 日本語文學系碩士班zh_TW
dc.description (描述) 97556007zh_TW
dc.description (描述) 100zh_TW
dc.description.abstract (摘要) 本研究以日文的語彙複合動詞為研究對象,探討自自交替發生時的條件及制約,以及在整個複合動詞中所佔的位置。
本論文共分為七章。第一章為緒論,闡述本研究的目的及考察對象。第二章則針對語彙複合動詞的自他交替及自自交替之過往相關文獻進行研究,並提出尚未解決的問題。第三章到第六章則依照字組下去分別做探討。字組依序為「出る/出す」「通る/通す」「回る/回す」「抜く/抜ける」為後項的複合動詞。第三~六章主要在探討前項動詞與後項動詞的特徵,以及自自交替形成的原因。最後第七章為結論。
透過本研究,我們可以得到以下結論。
(1)形成自自交替的前後項動詞皆為位置變化動詞。
(2)自自交替發生的原因依據前項動詞的性質而有所不同。例如前項動詞為非能格
自動詞時,自自交替的原因主要為再歸導致的他動性低下;前項動詞為非對格
自動詞時,自自交替的原因為「非対格性優先の原則」;前項為他動詞時,自
自交替的原因則來自於文全體的他動性低下。


關鍵字:語彙複合動詞、自自交替、自他交替、他動性、非對格優先原則、
位置變化


 本研究の目的は、語彙的複合動詞における自自交替の発生条件、制約及び位置づけを明らかにすることである。
 本研究は7章で構成される。第一章は序論で、本研究の目的及び研究対象を述べる。第二章ではまず自他交替と自自交替に関する先行研究を検討し、さらに本研究の位置づけについて述べ、問題点を提出する。第三章から第六章においては、「出る/出す」「通る/通す」「回る/回す」「抜く/抜ける」の組み合わせに分け、それぞれ考察を行い、「前項動詞と後項動詞の特徴」と「自自交替が可能になる理由」について分析する。第七章は結論である。
 本研究を通して次のような結論が得られる。
 (1)自自交替における前項動詞と後項動詞は、両方とも位置変化を表していること
が判明した。
 (2)自自交替が可能になる理由は、前項動詞の性質によって異なる。前項動詞が
非能格自動詞である場合は、主に再帰による他動性低下の影響を受け、自自
交替が可能になる。前項動詞が非対格自動詞の場合は、「非対格性優先の
原則」の制約で自自交替を成す。前項動詞が他動詞である場合は、文全体
の他動性低下という原因で自自交替が可能になるのである。


 キーワード:語彙的複合動詞、自自交替、自他交替、他動性、非対格性優先の原
則、位置変化
zh_TW
dc.description.tableofcontents 第一章  序論.............................................01
 1.1 研究動機と目的....................................01
 1.2 研究対象........................................02
 1.3 本研究の構成.....................................04

第二章 先行研究と本研究の位置づけ........................05
 2.1 はじめに..........................................05
2.2 先行研究..........................................05
2.2.1 複合動詞の自他交替............................05
2.2.1.1 影山(1993)..............................05
2.2.1.2 朱(2009)..................................07
2.2.1.3 陳(2010)..................................09
2.2.2  複合動詞の自自交替...........................10
2.2.2.1 姫野(1999)..............................10
2.2.2.2 徐(2007)................................11
  2.2.3 問題点........................................11
 2.3 自自交替の位置づけ................................14
2.4 まとめ............................................16

第三章 「出る」「出す」を後項とする複合動詞の自自交替....18
3.1 はじめに..........................................18
3.2 先行研究..........................................18
3.2.1 影山(2002)..................................18
3.2.2 松本(2009)..................................19
3.3 語彙的な「~出す」と統語的な「~出す」............21
3.3.1 二種類の「~出す」についての先行研究..........21
3.3.2「~出る」と「~出す」の意味的対応について......22
3.3.2.1 A類における「~出る」と「~出す」...,,,..22
3.3.2.2  B類における「~出る」と「~出す」.......26
3.3.3 まとめ........................................27
3.4  前項動詞が非能格自動詞の場合....................28
3.4.1 前項動詞と後項動詞の特徴......................28
3.4.2 自自交替が可能になる理由......................30
3.5  前項動詞が非対格自動詞の場合....................33
3.5.1 前項動詞と後項動詞の特徴......................34
3.5.2 自自交替が可能になる理由......................36
3.6 前項動詞が他動詞の場合............................39
3.6.1 前項動詞と後項動詞の特徴......................41
3.6.2 共起名詞及び文レベルの特徴....................43
3.6.3 自自交替が可能になる理由......................45
3.7 まとめ............................................47

第四章 「通る」「通す」を後項とする複合動詞の自自交替.....48
4.1 はじめに............................................48
4.2 前項動詞が非対格自動詞の場合........................48
4.2.1 前項動詞と後項動詞の特徴.......................49
4.2.2 自自交替が可能になる理由.......................52
4.3 前項動詞が他動詞の場合.............................53
4.3.1 前項動詞と後項動詞の特徴.......................55
4.3.2 「突き通す」構文の特徴について.................55
4.3.3 自自交替が可能になる理由.......................61
4.4 まとめ.............................................64

第五章 「回る」「回す」を後項とする複合動詞の自自交替......66
5.1 はじめに...........................................66
5.2 前項動詞が非能格自動詞の場合.......................66
5.2.1 前項動詞と後項動詞の特徴.......................68
5.2.2 自自交替が可能になる理由.......................68
5.3前項動詞が非対格自動詞の場合........................70
5.3.1 前項動詞と後項動詞の特徴.......................71
5.3.2 自自交替が可能になる理由.......................72
5.4 前項動詞が他動詞の場合.............................73
5.4.1 前項動詞と後項動詞の特徴.......................75
5.4.2 自自交替が可能になる理由.......................75
5.5まとめ..............................................79

第六章 「抜く」「抜ける」を後項とする複合動詞の自自交替.....80
6.1 はじめに...........................................80
6.2 前項動詞が他動詞の場合.............................80
6.3 前項動詞と後項動詞の特徴...........................81
6.4 自自交替が可能になる理由...........................82
6.5 まとめ.............................................84

第七章 結論..............................................85
7.1 本研究の結論.......................................85
7.2今後の課題.......................................... 88

参考文献..................................................90
zh_TW
dc.language.iso en_US-
dc.source.uri (資料來源) http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0097556007en_US
dc.subject (關鍵詞) 語彙複合動詞zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 自自交替zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 自他交替zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 他動性zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 非對格優先原則zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 位置變化zh_TW
dc.title (題名) 日本語彙複合動詞的自自交替現象zh_TW
dc.title (題名) Transitivity-Transtivity alternation of lexical compound verbs in Japaneseen_US
dc.type (資料類型) thesisen
dc.relation.reference (參考文獻) 参考文献(五十音順)

足立公平(2004)「ヲ格と道具目的語」山梨正明(編)『認知言語学論考』ひじつ
書房
石井正彦(2007)『現代日本語の複合語形成論』ひつじ書房
今泉志奈子・郡司隆男(2002)「語彙的複合における複合事象」(伊藤たかね編)
『シリーズ言語科学1 文法理論 レキシコンと統語』東京大学出版会
大倉直子(2004)「所有関係構文と派生的意味解釈」『言語科学研究』
  神田外語大学大学院紀要10, 41-65
王淑琴(2008)「「他動詞十自動詞」タイプの複合動詞に関するー考察--「引き
-」「打ち-」「押し-」を中心に」『東呉外語学報27号』 111-144
_____(2010)「「他動詞+上げる」に対応する「他動詞+上がる」
の派生条件」『台湾日語教育学報第十四号』 台湾日語教育学会102-128
鎌田精三郎(2005)「日本語複合動詞「~し出す」の統語的・意味的特性について」
『城西大学語学教育センター研究年報』1
影山太郎(1993)『文法と語形成』ひつじ書房
______(1996)『動詞意味論』くろしお出版
______(1999)『形態論と意味』くろしお出版
______(2001)『日英対照 動詞の意味と構文』大修館書店
______(2002)「非対格構造の他動詞--意味と統語のインターフェイス」(伊藤た
かね編)『文法理論:レキシコンと統 語』東京大学出版会
影山太郎・由本陽子(1997)『日英語比較選書8:語形成と概念構造』研究社
川野靖子(2000)「主体変化を表す他動詞文の分析」『筑波日本語研究』第五号
筑波大学文芸・言語研究科日本語学研究室39-52
工藤力男(2005)「複合動詞論序説―とれたて・生まれたて」『成城国文学』21
______ (2005)「<立ちあげる>非文の説:複合動詞論・続」『成城文藝』
192、成城大学文芸学部
国広哲弥(2000)「日本語動詞の多義体系 (4)」『人文学研究所報33』神奈川
大学人文学研究所 63-72
佐藤琢三(1994)「動詞の自他対応と様態指定」『筑波応用言語学研究』筑波大
学大学院博士課程文芸・言語研究科応用言語学コース,第1号,21-32
______(2005)自動詞文と他動詞文の意味論『笠間書院』
朱春日(2009)「複合動詞の自・他対応についてー派生に基づく対応を中心に」『世
界の日本語教育』
徐民静(2007)「複合動詞「~出る/~出す」の意味分析(一)」『日本言語文化
研究』第11号
_____(2008)「複合動詞「~出る/~出す」の意味分析(二)」『日本言語文化
研究』第12号
須賀一好・早津恵美子(編)(1995)『動詞の自他』ひじつ書房
杉村泰(2010)「コーパスを利用した複合動詞「-回す」の意味分析」『言語文化
論集』第 32 巻第 1 号 名古屋大学大学院国際言語文化研究科,83-95
_____(2011a)「複合動詞「-回す」と「-回る」の前項動詞の特徴について」
銘傳大学2011國際學術研討會「應用日語(學)系課程・教材・教法學術研討會
_____(2011b)「コーパスを利用した複合動詞「-回る」の意味分析」『言語文
化論集』第32巻第2号 名古屋大学大学院国際言語文化研究科,17-32
田中茂範・松本曜(1997)『日英語比較選書6:空間と移動の表現』中右実(編)
研究社
田辺和子(1983)「複合動詞の意味と構成―「~ダス」・「~アゲル」を中心に」
『日本語と日本文学』3,40-49
______(1995)「日本語の複合動詞の後項動詞にみる文法化」『日本女子大学紀
要 文学部』45
陳劼懌(2010)「語彙的複合動詞の自他交替と語形成」『日本語文法』10巻1号
角田太作(1991)『世界の言語と日本語』くろしお出版
角田三枝・佐々木冠・塩野谷亨(2007)『他動性の通言語的研究』くろしお出版
中村芳久(2004)『認知文法論Ⅱ』大修館書局
李良林(2002)「語彙的複合動詞における構成要素の組み合わせー再帰性に基づく
他動性の観点から」『言語科学論集』6、 東北大学大学院文学研究科
林慧君(1991)「現代語複合動詞の構造についてー動詞の自他を通して」『語文研
究』72、九州大学国語国文学会
姫野昌子(1999)『複合動詞の構造と意味用法』ひつじ書房
平澤洋一(2006)「移動複合動詞にみる意味の結合」『広島大学留学生センター紀
要』16
日野資成(2002)「複合動詞「―出す」の分類―統語論的・意味論的方法を使って」
『日本研究国際日本文化研究センター紀要』25
何志明(2010) 『現代日本語における複合動詞の組み合わせ 日本語教育の観
点から』笠間書院
松本曜(1998)「日本語の語彙的複合動詞における動詞の組み合わせ」『言語研
究』114
_____(2009)「複合動詞「~込む」「~去る」「~出す」と語彙的複合動詞のタ
イプ」(由本陽子・岸本秀樹編)『語彙の意味と文法』くろしお出版
山梨正明(1995)『認知文法論』ひつじ書房
野村雅昭・石井正彦(1987)『複合動詞資料集』国立国語研究所
由本陽子(2005)『複合動詞・派生動詞の意味と統語-モジュール形態論から見た
日英語の動詞形成-』ひつじ書房
______(2005)「「V+かえる」と「V+直す」の意味と統語」『日本語文法』5(2)、日本語文法学会
Hopper, Paul J. & Sandra A. Thompson(1980) Transitivity in grammar and discourse. Language 56. p.251-299.

修士論文
陳劼懌(2007)「語彙的複合動詞の意味と統語~自他交替可能性から見る複合動詞
形成~」南台科技大学 応用日語学系

博士論文
佐藤琢三(2000)動詞の自他の構造と意味 筑波大学 文芸・言語研究科
申亜敏(2009)中国語結果複合動詞の意味と構造-日本語の複合動詞・英語の結果構文との対照及び類型的視点から 東京外国語大学
zh_TW