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題名 日漢語呈鏡像關係表現之對比研究
鏡像関係をなす表現の日中語対照研究
作者 戴秀容
貢獻者 蘇文郎
戴秀容
關鍵詞 鏡像關係
反轉現象
同素異順
語言類型
語順
日期 2016
上傳時間 20-Jul-2016 16:29:53 (UTC+8)
摘要   過往的先行研究大多為探討中、日文語順相反之兩字組成的漢語,而在中、日文當中,呈鏡像關係之派生語、複合語等鮮少被提及。本研究目的主要以語言類型、語意、語構成等觀點來探討語順相反的原因,使中、日文的對應關係更加明確。
  本研究從中、日文的派生語及複合語中所呈現的對應關係來看,觀察到下列語彙構造易呈現鏡像關係。1.具文法機能的派生語。2.表「主語」、「目的語」、「到達點」、「結果狀態」等關係的複合名詞。3.呈現「N1の状態になったN2」連體修飾關係的複合名詞。4.「形容詞/状態動詞+過ぎる」構造所組成的複合動詞。5.表〈開始〉、〈繼續〉等語態的複合動詞。而針對中、日文語順不一致之原因,作以下說明。1.自他動詞認定不一致。2.主要部右側型(日)―主要部左側型(中)、3.SOV型言語―SVO型言語等。在中文裡,數量補語、動作主語皆可出現在動詞之後,表示連接在動詞後面的名詞未必是受動詞影響的直接目的語,與日文相較之下有較多的可能性。
關於中、日文語順相反之兩字組成的漢語,本研究認為「中文較早出現,且中、日文語意雷同之日本漢語」係出自於中文,而中、日文之間鏡像關係的產生是由於日本人借用了中國古代所使用的漢語,然而這些古老的漢語卻逐漸在現代漢語中被淘汰。另一方面,從語意的對應關係來看,有可能是產生新語意的日本漢語重新傳回中國而被使用,或是為表示和中文語意有所不同所作的區別。
參考文獻 荒川清秀(1998)「日本漢語の中国語への流入」『日本語学』5月号 明治書院
井上優(2006)「日本語から見た中国語」『日本語学』第25巻3号 明治書院
池上嘉彦(1981)『「する」と「なる」の言語学』大修館書店
王浩智(2004)『日本語から学ぶ中国語‧中国語から学ぶ日本語』東京図書
王占華・苞山武義・一木達彥(2006)『中国語概論』駿河台出版社
奥津敬一郎(1997)「複合名詞の生成文法」『語構成』ひつじ書房
影山太郎(1982)「日英語の語構成」『講座日本語学12 外国語との対照III』 明治書院
影山太郎(1997)「日英語の語形成」『語構成』ひつじ書房
影山太郎(1999)『形態論と意味』くろしお出版
影山太郎(2010)「複合語のタイポロジーと日本語の特質」『国語研プロジェクトレビュー』No.1
影山太郎編(2013)『レキシコンフォーラム』No.6 ひつじ書房
柏谷嘉弘(1992)「日本漢語の歴史」『講座日本語と日本語教育』明治書院
侯雅琪(2006)「日中両言語における逆転語の傾向と特徴―並列構造を中心に―」銘傳大學碩士論文
斎賀秀夫(1997)「語構成の特質」『語構成』ひつじ書房
崔玉花(2013)「日本語と中国語における結果を表す複合動詞―後項動詞の意味解釈を中心に―」『言語学論叢』オンライン版第6号
斎藤倫明・石井正彥(2011)『これからの語彙論』ひつじ書房
斎藤倫明(2004)『語彙論的語構成論』ひつじ書房
阪倉篤義(1997)「語構成序説」『語構成』ひつじ書房
崎山理(2010)「日本語の形成過程と言語接触」『日本語学』第29巻14号 明
治書院
佐藤喜代治(1979)『日本の漢語―その源流と変遷』角川書店
朱德熙(1995)『文法講義―朱德熙教授の中国語文法要説』白帝社
申亜敏・望月圭子(2006)「中国語の結果複合動詞の語形成」『言語情報学研究報告』No.12
申亜敏・望月圭子(2009)「中国語の結果複合動詞―日本語の結果複合動詞・英語の結果構文との比較から」『結果構文のタイポロジー』ひつじ書房
申亜敏(2007)「中国語の結果複合動詞の項構造と語彙概念構造」『レキシコンフォーラム』No.3 ひつじ書房 
沈國威(2008)『近代日中語彙交流史』笠間書院
鈴木修次(1978)『漢語と日本人』みすず書房
蘇文郎(2006)「日本語の結果語編入動詞をめぐって」『政大日本研究』第3号
竹中憲一(1988)「中国語と日本語における字順の逆転現象」『日本語学』10月号 明治書院
戴浩一(2007)「中文構詞與句法的概念結構」『華語文教學研究』
戴浩一(2011)「再論時間順序原則」『認知語法與對外漢語教學論集』北京語言大學出版社
田島優(1998)「字順の相反する二字漢語」『近代漢字表記法の研究』和泉書院
張南薰(2006)「中日反転語の比較考察」『日本言語文化研究』第九号
陳愛文 ・于平(1979)「並列式双音詞の字序」『中国語文』商務印書館
陳力衛(2010)「語彙史」『日本語史概説』朝倉書店
辻幸夫(2003)『認知言語学への招待』大修館書店
湯廷池(2010)『語言學、語言分析與語言教學(上)(下)』 致良出版社
中川正之(1995)「単語の日中対照」『日本語学』
中川正之(1997)「類型論から見た中国語・日本語・英語」『日本語と中国語の対照研究論文集』くろしお出版
中川正之(2000)「鏡像語を作る2、3の要因」『日本と中国ことばの梯』
くろしお出版
中川正之(2005)『漢語からみえる世界と世間』岩波書店
中川正之(2011)「中国語との対照」『はじめて学ぶ日本語学』益岡隆志編
ミネルヴァ書房
中川正之‧定延利之(2006)『言語に現れる「世間」と「世界」』くろしお出版
長嶋善郎(1997)「複合動詞の構造」『語構成』ひつじ書房
沼本克明(2006)「日本語の語源と呉音・漢音」『日本語の語源を学ぶ人のた
めに』世界思想社
望月圭子(1990)「日・中両語の結果を表す複合動詞」『東京外国語大学論集』第40号
望月圭子(1991)「日・中・英語の語形成(その1)」『東京外国語大学論集』第42号
望月圭子・申亜敏(2011)「日本語と中国語の複合動詞の語形成」『漢日語言対比研究論叢第二輯』2卷 北京大學出版社
籾山洋介(2002)『認知意味論のしくみ』研究社
森岡健二(1987)『現代語研究シリーズ1 語彙の形成』明治書院 
由本陽子(2005)『複合動詞・派生動詞の意味と統語』ひつじ書房
劉徳有(2006)『日本語と中国語』講談社
梁銀峰(2007)『論漢語動補複合詞的詞彙化過程』学林出版社

辞典
『大辞泉(第二版)』(2012)小学館
『大辞林(第三版)』(2006)三省堂
『日本語源広辞典』(2012)ミネルヴァ書房
『日本国語大辞典』(2003)小学館
『複合動詞レキシコン』オンライン版
『現代漢語詞典』(2000)商務印書館
『時代漢語詞典』(1999) 聯邦出版
『類語例解辞典』(2003)小学館
『查查線上詞典』 http://tw.ichacha.net/hy/

コーパス
『現代漢語平衡語料庫』中央研究院
『漢籍全文資料庫』中央研究院
『古漢語語料庫』中央研究院
『現代日本語書き言葉均衡コーパス』国立国語研究所
『日本語歴史コーパス』国立国語研究所
描述 碩士
國立政治大學
日本語文學系碩士班
101556008
資料來源 http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0101556008
資料類型 thesis
dc.contributor.advisor 蘇文郎zh_TW
dc.contributor.author (Authors) 戴秀容zh_TW
dc.creator (作者) 戴秀容zh_TW
dc.date (日期) 2016en_US
dc.date.accessioned 20-Jul-2016 16:29:53 (UTC+8)-
dc.date.available 20-Jul-2016 16:29:53 (UTC+8)-
dc.date.issued (上傳時間) 20-Jul-2016 16:29:53 (UTC+8)-
dc.identifier (Other Identifiers) G0101556008en_US
dc.identifier.uri (URI) http://nccur.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/99273-
dc.description (描述) 碩士zh_TW
dc.description (描述) 國立政治大學zh_TW
dc.description (描述) 日本語文學系碩士班zh_TW
dc.description (描述) 101556008zh_TW
dc.description.abstract (摘要)   過往的先行研究大多為探討中、日文語順相反之兩字組成的漢語,而在中、日文當中,呈鏡像關係之派生語、複合語等鮮少被提及。本研究目的主要以語言類型、語意、語構成等觀點來探討語順相反的原因,使中、日文的對應關係更加明確。
  本研究從中、日文的派生語及複合語中所呈現的對應關係來看,觀察到下列語彙構造易呈現鏡像關係。1.具文法機能的派生語。2.表「主語」、「目的語」、「到達點」、「結果狀態」等關係的複合名詞。3.呈現「N1の状態になったN2」連體修飾關係的複合名詞。4.「形容詞/状態動詞+過ぎる」構造所組成的複合動詞。5.表〈開始〉、〈繼續〉等語態的複合動詞。而針對中、日文語順不一致之原因,作以下說明。1.自他動詞認定不一致。2.主要部右側型(日)―主要部左側型(中)、3.SOV型言語―SVO型言語等。在中文裡,數量補語、動作主語皆可出現在動詞之後,表示連接在動詞後面的名詞未必是受動詞影響的直接目的語,與日文相較之下有較多的可能性。
關於中、日文語順相反之兩字組成的漢語,本研究認為「中文較早出現,且中、日文語意雷同之日本漢語」係出自於中文,而中、日文之間鏡像關係的產生是由於日本人借用了中國古代所使用的漢語,然而這些古老的漢語卻逐漸在現代漢語中被淘汰。另一方面,從語意的對應關係來看,有可能是產生新語意的日本漢語重新傳回中國而被使用,或是為表示和中文語意有所不同所作的區別。
zh_TW
dc.description.tableofcontents 第一章 序論
1.はじめに 1
1.1本研究の構成 2
1.2研究の目的 3
1.3研究範囲 4
1.4研究方法 4
1.4.1語彙調査 5
1.4.2語彙分類 5
1.4.3下位分類 6
1.4.4分析方法 9
1.5先行研究概観 11
1.5.1語構成、語の意味からみる反転語 11
1.5.2時間・空間感覚からみる反転語 13
1.5.3音声から見る反転語 15
1.5.4歴史・文化から見る反転語 15
1.6 本研究の中心課題 15

第二章 言語類型論から見る鏡像関係
2.1派生語 17
2.2複合語 18
2.2.1複合名詞 18
2.2.2複合動詞 25
2.3まとめ 28

第三章 意味・語構成から見る鏡像関係
3.1漢語 30
3.1.1一対一型 30
3.1.2一対二型 36
3.1.3二対一型 37
3.1.4二対二型 42
3.2派生語 47
3.3複合語 48
3.3.1複合名詞 48
3.3.2複合動詞 53
3.4鏡像関係が見られる句 60
3.5まとめ 61

第四章 歴史的変遷からみる反転現象
4.1研究対象 63
4.2研究方法 64
4.3反転現象についての仮説 64
4.4考察 74
4.4.1一対一型 75
4.4.2一対二型 82
4.4.3二対一型 83
4.4.4二対二型 84
4.4.5まとめ 84

第五章 結論
5.1言語類型論から見る鏡像関係 86
5.2意味・語構成から見る鏡像関係 87
5.3歴史的変遷から見る反転現象 88
5.4今後の課題 88

参考文献 89
zh_TW
dc.format.extent 1955045 bytes-
dc.format.mimetype application/pdf-
dc.source.uri (資料來源) http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0101556008en_US
dc.subject (關鍵詞) 鏡像關係zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 反轉現象zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 同素異順zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 語言類型zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 語順zh_TW
dc.title (題名) 日漢語呈鏡像關係表現之對比研究zh_TW
dc.title (題名) 鏡像関係をなす表現の日中語対照研究zh_TW
dc.type (資料類型) thesisen_US
dc.relation.reference (參考文獻) 荒川清秀(1998)「日本漢語の中国語への流入」『日本語学』5月号 明治書院
井上優(2006)「日本語から見た中国語」『日本語学』第25巻3号 明治書院
池上嘉彦(1981)『「する」と「なる」の言語学』大修館書店
王浩智(2004)『日本語から学ぶ中国語‧中国語から学ぶ日本語』東京図書
王占華・苞山武義・一木達彥(2006)『中国語概論』駿河台出版社
奥津敬一郎(1997)「複合名詞の生成文法」『語構成』ひつじ書房
影山太郎(1982)「日英語の語構成」『講座日本語学12 外国語との対照III』 明治書院
影山太郎(1997)「日英語の語形成」『語構成』ひつじ書房
影山太郎(1999)『形態論と意味』くろしお出版
影山太郎(2010)「複合語のタイポロジーと日本語の特質」『国語研プロジェクトレビュー』No.1
影山太郎編(2013)『レキシコンフォーラム』No.6 ひつじ書房
柏谷嘉弘(1992)「日本漢語の歴史」『講座日本語と日本語教育』明治書院
侯雅琪(2006)「日中両言語における逆転語の傾向と特徴―並列構造を中心に―」銘傳大學碩士論文
斎賀秀夫(1997)「語構成の特質」『語構成』ひつじ書房
崔玉花(2013)「日本語と中国語における結果を表す複合動詞―後項動詞の意味解釈を中心に―」『言語学論叢』オンライン版第6号
斎藤倫明・石井正彥(2011)『これからの語彙論』ひつじ書房
斎藤倫明(2004)『語彙論的語構成論』ひつじ書房
阪倉篤義(1997)「語構成序説」『語構成』ひつじ書房
崎山理(2010)「日本語の形成過程と言語接触」『日本語学』第29巻14号 明
治書院
佐藤喜代治(1979)『日本の漢語―その源流と変遷』角川書店
朱德熙(1995)『文法講義―朱德熙教授の中国語文法要説』白帝社
申亜敏・望月圭子(2006)「中国語の結果複合動詞の語形成」『言語情報学研究報告』No.12
申亜敏・望月圭子(2009)「中国語の結果複合動詞―日本語の結果複合動詞・英語の結果構文との比較から」『結果構文のタイポロジー』ひつじ書房
申亜敏(2007)「中国語の結果複合動詞の項構造と語彙概念構造」『レキシコンフォーラム』No.3 ひつじ書房 
沈國威(2008)『近代日中語彙交流史』笠間書院
鈴木修次(1978)『漢語と日本人』みすず書房
蘇文郎(2006)「日本語の結果語編入動詞をめぐって」『政大日本研究』第3号
竹中憲一(1988)「中国語と日本語における字順の逆転現象」『日本語学』10月号 明治書院
戴浩一(2007)「中文構詞與句法的概念結構」『華語文教學研究』
戴浩一(2011)「再論時間順序原則」『認知語法與對外漢語教學論集』北京語言大學出版社
田島優(1998)「字順の相反する二字漢語」『近代漢字表記法の研究』和泉書院
張南薰(2006)「中日反転語の比較考察」『日本言語文化研究』第九号
陳愛文 ・于平(1979)「並列式双音詞の字序」『中国語文』商務印書館
陳力衛(2010)「語彙史」『日本語史概説』朝倉書店
辻幸夫(2003)『認知言語学への招待』大修館書店
湯廷池(2010)『語言學、語言分析與語言教學(上)(下)』 致良出版社
中川正之(1995)「単語の日中対照」『日本語学』
中川正之(1997)「類型論から見た中国語・日本語・英語」『日本語と中国語の対照研究論文集』くろしお出版
中川正之(2000)「鏡像語を作る2、3の要因」『日本と中国ことばの梯』
くろしお出版
中川正之(2005)『漢語からみえる世界と世間』岩波書店
中川正之(2011)「中国語との対照」『はじめて学ぶ日本語学』益岡隆志編
ミネルヴァ書房
中川正之‧定延利之(2006)『言語に現れる「世間」と「世界」』くろしお出版
長嶋善郎(1997)「複合動詞の構造」『語構成』ひつじ書房
沼本克明(2006)「日本語の語源と呉音・漢音」『日本語の語源を学ぶ人のた
めに』世界思想社
望月圭子(1990)「日・中両語の結果を表す複合動詞」『東京外国語大学論集』第40号
望月圭子(1991)「日・中・英語の語形成(その1)」『東京外国語大学論集』第42号
望月圭子・申亜敏(2011)「日本語と中国語の複合動詞の語形成」『漢日語言対比研究論叢第二輯』2卷 北京大學出版社
籾山洋介(2002)『認知意味論のしくみ』研究社
森岡健二(1987)『現代語研究シリーズ1 語彙の形成』明治書院 
由本陽子(2005)『複合動詞・派生動詞の意味と統語』ひつじ書房
劉徳有(2006)『日本語と中国語』講談社
梁銀峰(2007)『論漢語動補複合詞的詞彙化過程』学林出版社

辞典
『大辞泉(第二版)』(2012)小学館
『大辞林(第三版)』(2006)三省堂
『日本語源広辞典』(2012)ミネルヴァ書房
『日本国語大辞典』(2003)小学館
『複合動詞レキシコン』オンライン版
『現代漢語詞典』(2000)商務印書館
『時代漢語詞典』(1999) 聯邦出版
『類語例解辞典』(2003)小学館
『查查線上詞典』 http://tw.ichacha.net/hy/

コーパス
『現代漢語平衡語料庫』中央研究院
『漢籍全文資料庫』中央研究院
『古漢語語料庫』中央研究院
『現代日本語書き言葉均衡コーパス』国立国語研究所
『日本語歴史コーパス』国立国語研究所
zh_TW