Publications-Theses

Article View/Open

Publication Export

Google ScholarTM

NCCU Library

Citation Infomation

Related Publications in TAIR

題名 「魔法少女」表象論—以『庫洛魔法使』為對象—
「魔法少女」表象論ー『カードキャプターさくら』を対象としてー
作者 陳玟郁
Chen, Wen-Yu
貢獻者 楊素霞
陳玟郁
Chen, Wen-Yu
關鍵詞 庫洛魔法使
魔法少女
少女像
社會性別
閱聽人研究
Cardcaptor Sakura
Magical Girl
Teenage girl
Gender
Audience research
日期 2021
上傳時間 4-Aug-2021 14:21:56 (UTC+8)
摘要  所謂的「魔法少女」,一般是指「會使用魔法的少女」。1966年,日本第一部專為小女孩製作的動畫節目「魔法使莎莉」在電視上開播,從此魔法少女便在大眾文化中發展為極受歡迎的題材。這些魔法少女作品反映出當時的社會背景(例如社會性別規範),使得各式各樣的設定與故事相繼問世。

 日本女性向魔法少女漫畫「庫洛魔法使」在1996年開始連載,這部作品裡有許多與其他同類型作品不同的設定,被認為是極具獨特性的魔法少女作品。本論文的研究目的,在於探討「庫洛魔法使」與其他同類作品的相異之處,並著眼於故事裡使用魔法的戰鬥情節,研究方法採用文本分析與閱聽人調查,嘗試解讀「少女」、「魔法」與「戰鬥」在該作品裡的獨特意涵。

 第1章考察「庫洛魔法使」中的少女、戀愛、女主角的家庭等表象,將其視為構成該作品世界觀的要素,確認故事發展的舞台背景。第2章以上一章的分析結果為基礎,經由探討作品中的主要劇情,討論少女、魔法與戰鬥被如何描繪刻劃,並點出貫穿全劇的主題。第3章分析問卷與訪談所得的女性閱聽人之感想,藉此深化對文本的解讀,並對今後的魔法少女及社會性別相關研究,提出更多樣的視角與方向。
In general, a girl with special powers is called a “Magical Girl”. In 1966, the anime “Sally the Witch” started broadcast in Japan. It is the first Japanese anime produced specially for little girls. From then on, “Magical Girl” has been an extremely popular topic in popular culture. The works about magical girls reflected the social background then. (i.e., gender roles). As a result, various settings and stories came out one after another.

The Magical Girl manga “Cardcaptor Sakura” anime aiming at the teenage girl was published as a series-long comic in 1996. There are different settings between “Cardcaptor Sakura” and other works in the same genre so it is regarded as very unique. The objective of the research is to explain the differences between “Cardcaptor Sakura” and some other works in Magical Girl, as well as focusing on the battle scene concerning using magic. Through text mining and audience research, the author also tries to interpret the unique meaning of “Teenage Girl”, “Magic” and “Battle” in “Cardcaptor Sakura”.

The first chapter focuses on the background of “Cardcaptor Sakura” by studying the elements constituting the worldview of this work. The elements include the representations of teenage girls, love, and the heroine’s family. The second chapter, following from the previous chapter, outlines how teenage girls, magic, and battle are described through discussion on the main episode and consequently, points out the theme of the work. The third chapter is based on analyzing the questionnaire and the female interviewee’s thoughts to interpret the text deeply, bringing out various perspectives on the study of the Magical Girl and gender in the future.
參考文獻 書籍
CLAMP(2001)『カードキャプターさくらメモリアルブック』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら1』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら2』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら3』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら4』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら5』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら6』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら7』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら8』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら9』講談社。
一柳廣孝・吉田司雄編(2008)『女は変身する』青弓社。
伊藤守・藤田真文編(1999)『テレビジョン・ポリフォニー—番組・視聴者分析の試み』世界思想社。
今田絵里香(2007)『「少女」の社会史』勁草書房。
海野弘(2014)『魔女の世界史 女神信仰からアニメまで』朝日新聞出版。
大塚英志(1989)『少女民俗学 世紀末の神話をつむぐ「巫女」の末裔』光文社
大野祥子(2016)『「家族する」男性たち』東京大学出版会。
カードキャプターさくら展製作委員会(2018)『カードキャプターさくら展オールインワンブック』株式会社ムービック。
加藤レイズナ(2012)『プリキュア シンドローム!<プリキュア5>の魂を生んだ25人』幻冬舎。
河野真太郎(2017)『戦う姫、働く少女』堀之内出版。
古賀令子(2009)『かわいい帝国』青土社。
小林盾・川端健嗣編(2019)『変貌する恋愛と結婚―データで読む平成』新曜社。
小山昌宏・須川亜紀子(2013)『アニメ研究入門』現代書館。
斎藤環(2006)『戦闘美少女の精神分析』筑摩書房。
斎藤環・他(1998)『少女たちの戦歴——『リボンの騎士』から『少女革命ウテナ』まで』青弓社。
斎藤千和・他(2011)『ユリイカ2011年11月臨時増刊号 総特集=魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女に花束を』青土社。
斎藤美奈子(2001)『紅一点論』筑摩書房。
桜井厚・小林多寿子(2015)『ライフストーリー・インタビュー—質的研究入門』セリカ書房。
切通理作(2001)『宮崎駿の<世界>』筑摩書房。
工藤保則・寺岡伸悟・宮垣元編(2010)『質的調査の方法—都市・文化・メディアの感じ方』法律文化社。
志水義夫(2013)『少年少女のクロニクル——セラムン、 テツジン、 ウルトラマン——』新典社。
スーザン・J・ネイピア(2002)『現代日本のアニメ——『AKIRA』から『千と千尋の神隠し』まで』(神山京子)中央公論新社。
菅聡子・武内佳代・ドラージ土屋浩美編(2012)『<少女マンガ>ワンダーランド』明治書院。
須川亜紀子(2013)『少女と魔法——ガールヒーローはいかに受容されたのか』NNT出版株式会社。
須川亜紀子・他(2012)『魔法少女アニメ45年史—「魔法使いサリー」から「まどか☆マギカ」へ』STUDIO ZERO。
スタイル発行(2013)『TVアニメ『カードキャプターさくら』設定資料集』メディア・パル。
高原英理(1999)『少女領域』国書刊行会。
永江朗(2002)『インタビュー術!』講談社。
萩尾望都(2018)『私の少女マンガ講義』新潮社。
林延哉・高田明典(2015)『ヒーローたちの戦うキモチ~ウルトラマンからワンピースまで』サイゾー。
美術手帖編集部編(2014)『美術手帖』2014年05月号、美術出版社。
村瀬学(2015)『宮崎駿再考——『未来少年コナン』から『風立ちぬ』まで』平凡社。
悠木碧・他(2016)『ケトルVOL.32』太田出版。
横田正夫(2017)『大ヒットアニメで語る心理学』新曜社。
四方田犬彦(2006)『かわいい論』筑摩書房。
若桑みどり(2003)『お姫様とジェンダー——アニメで学ぶ男と女のジェンダー入門学』筑摩書房。
渡部周子(2007)『〈少女〉像の誕生——近代日本における「少女」規範の形成』新泉社。

論文
池上賢(2014)「メディア経験とオーディエンス・アイデンティティ:語り・パフォーマンス・エスノメソドロジー」、『マス・コミュニケーション研究 』84(2014)、169-127ページ、 日本マス・コミュニケーション学会。
池上賢(2017)「マンガ経験とナラティブ・アイデンティティ——マンガ経験をリソースとしたナラティブ・アイデン ティティの対話的構築」、『マス・コミュニケーション研究 』(2017)91、103-121ページ、 日本マス・コミュニケーション学会
石渡さくら(2007)「子供番組研究~魔法少女の語りしもの」、『日本大学芸術学部紀要』2007、29-40ページ、日本大学。
岩宮恵子(2012)「魔法少女の破壊力」、本間友巳・村山正治編『子どもの心と学校臨床 第7号』2012年8月、103-108ページ、遠見書房。
雲野加代子(2006)「漫画におけるジェンダーについての考察——恋愛と武闘」、『大阪明浄大学紀要』6、77-85ページ。
川口晴美(2001)「そこがどんな世界であっても」、『ユリイカ2001年8月臨時増刊号 総特集=宮崎駿『千と千尋の神隠し』の世界ーファンタジーの力』、40-43ページ、青土社。
木場安莉沙(2016)「子供向けテレビアニメにおける『オカマ』キャラの表象:性的イデオロギーと想定される参与者からの排除」、『言語文化共同研究プロジェクト』(2016)、41-50ページ、大阪大学。
小池隆太(2017)「宮崎駿『魔女の宅急便』の物語構造における「飛行」の意味について」、『山形県立米沢女子短期大学紀要』53(2017年12月)、103-111ページ、山形県立米沢女子短期大学。
佐藤公俊(2001)「水の不思議の物語」、『ユリイカ2001年8月臨時増刊号 総特集=宮崎駿『千と千尋の神隠し』の世界ーファンタジーの力』、172-180ページ、青土社。
須川亜紀子(2010)「「日本の少女」に変身するスペィン青少年たち――スペインにおける「日本」と「少女」のイコン」、『年報『少女』文化研究』no.4、51-58ページ、「少女」文化研究会。
須川亜紀子(2016)「「魔法少女」アニメからジェンダーを読み解く」、岡本健・遠藤英樹編『メディア・コンテンツ論』105-121ページ、ナカニシヤ出版。
田川隆博(2009)「オタク分析の方向性」、『名古屋文理大学紀要』第9号(2009)、73-80ページ、名古屋文理大学。
武田京子(2004)「少女から女性へ—キキの成長—」、『岩手大学教育学部研究年報』第64巻(2005.2)、122-130ページ、岩手大学教育学部。
田中亜以子(2019)『男たち/女たちの恋愛——近代日本の「自己」とジェンダー』勁草書房。
田中卓也(2019)「戦後の少女雑誌における「スポーツする少女」の描かれ方と読者の意識形成に関する研究—少女の恋愛と運動(練習)との葛藤を中心に—」、『共栄大学研究論集』17、29-37ページ。
谷本奈穂(2013)「女の子文化・身体・メディア (第33期第10回研究会(マルチメディア研究部会企画),研究会の記録(2013年2月~3月))、『マス・コミュニケーション研究 』(2013)83、172-173ページ、 日本マス・コミュニケーション学会」
團康晃(2014)「マンガ読書経験とジェンダー:二つの調査の分析から」、『マス・コミュニケーション研究 』(2014)85、205-224ページ、 日本マス・コミュニケーション学会。
中川裕美(2011)「少女マンガ「戦う少女」にみるジェンダー規範」、『愛知淑徳大学現代社会研究科研究報告』6、127-142ページ、愛知淑徳大学大学院現代社会研究科。
原田留美(2006)「過剰な力と『成長』の物語:映画『ハウルの動く城』の場合」、『新潟青陵大学紀要』第6号(2006)、129-139ページ、新潟青陵大学。
深澤純子(2005)「視線の政治:見られる・消費される女性イメージ」、『ジェンダー&セクシュアリティ』(1)、67-76ページ。
藤田由美子(2004)「幼児期における「ジェンダー形成」再考ー相互作用場面にみる権力関係の分析よりー」、『教育社会学研究』2004年74巻、329-348ページ、日本教育社会学会。
藤村久美子・伊藤めぐみ(2003)「テレビアニメが子どものジェンダー意識の形成に及ぼす影響ー内容分析と子どもへの聴き取り調査を中心として」、『人文・社会科学論集』東洋英和女学院大学第21号、126-151ページ。
藤本由香里(2008)『私の居場所はどこにあるの?少女マンガが映す心のかたち』朝日新聞出版。
三宅陽一郎(2017)「魔法少女のアニメーションの物語構造の進化」、『コンテンツ文化史研究』第十・十壱号、77-100ページ、コンテンツ文化史学会。
牟田和恵(2006)『ジェンダー家族を超えて——近現代の生/性の政治とフェミニズム』新曜社。
無藤隆(2001)「世界への旅立ちと自分を見つけること——『千と千尋の神隠し』を発達心理学から読む」、『ユリイカ2001年8月臨時増刊号 総特集=宮崎駿『千と千尋の神隠し』の世界ーファンタジーの力』、52-58ページ、青土社。
毛利子来(2001)「子どもが「世間」に出会うとき」、『ユリイカ2001年8月臨時増刊号 総特集=宮崎駿『千と千尋の神隠し』の世界ーファンタジーの力』、38-39ページ、青土社。
山崎鎮親(2012)「未来の否定と永遠の現在:「魔法少女」の成熟」、『相模国文』 39、117-131ページ、相模女子大学。
山田浩之(2000)「少女マンガに見る現代の教師像:憧れの対象としての教師」、『松山大学論集』12(3)、65-84ページ。
山田斗志希、上山輝(2018)「悪役の構造についての研究」、『富山大学人間発達科学部紀要』第13巻第2号(2018)、285-295ページ、富山大学。
山田理恵子(2010)「スポーツ・ジェンダー研究の「まなざし」について」、『スポーツ社会学研究』18(2)、39-52ページ。

Webページ
homla(2018)「【物語論】カードキャプターさくら 「好き」と「思い」と非言語の世界」、http://shiratamazenzaitsubu.blog14.fc2.com/blog-entry-5442.html(2019年6月19日アクセス)
青木美沙子(2018)「私がロリータであることを伏せて「出会い系アプリ」を使った理由」、https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57183?page=3(2021年5月20日アクセス)
浅香守生監督インタビュー【カードキャプターさくら】制作裏話、https://matome.naver.jp/odai/2143749648540949101?&page=1(2019年6月2日アクセス)
ウィキペディア「カードキャプターさくら」、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89(2019年6月2日アクセス)
朽木海(2018)「架空世界 認証セキュリティセミナー 第16回「さくらと魔法の認証【カードキャプターさくら】」」、https://www.segunabe.com/2018/02/22/kakusecu16/(2020年10月3日アクセス)
ね子(2016)「カードキャプターさくらの魅力」、http://nktnkk828.hatenablog.com/entry/2016/12/30/161118(2019年6月18日アクセス)
はらだ有彩(2019)「女ともだち――第6回・知世とさくら《決して私の登場しない、あなたの物語を未来永劫記し続ける》」、http://www.daiwashobo.co.jp/web/html/arisa/backnumber.html(2020年5月30日アクセス)
ピクシブ百科事典(https://dic.pixiv.net、2019年3月2日アクセス)
ロコナビ編集部(2018)「カードキャプターさくら展」2019年大阪ひらかたパークでも開催決定!https://note.loconavi.jp/articles/1601(2019年6月2日アクセス)
描述 碩士
國立政治大學
日本語文學系
106556006
資料來源 http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0106556006
資料類型 thesis
dc.contributor.advisor 楊素霞zh_TW
dc.contributor.author (Authors) 陳玟郁zh_TW
dc.contributor.author (Authors) Chen, Wen-Yuen_US
dc.creator (作者) 陳玟郁zh_TW
dc.creator (作者) Chen, Wen-Yuen_US
dc.date (日期) 2021en_US
dc.date.accessioned 4-Aug-2021 14:21:56 (UTC+8)-
dc.date.available 4-Aug-2021 14:21:56 (UTC+8)-
dc.date.issued (上傳時間) 4-Aug-2021 14:21:56 (UTC+8)-
dc.identifier (Other Identifiers) G0106556006en_US
dc.identifier.uri (URI) http://nccur.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/136259-
dc.description (描述) 碩士zh_TW
dc.description (描述) 國立政治大學zh_TW
dc.description (描述) 日本語文學系zh_TW
dc.description (描述) 106556006zh_TW
dc.description.abstract (摘要)  所謂的「魔法少女」,一般是指「會使用魔法的少女」。1966年,日本第一部專為小女孩製作的動畫節目「魔法使莎莉」在電視上開播,從此魔法少女便在大眾文化中發展為極受歡迎的題材。這些魔法少女作品反映出當時的社會背景(例如社會性別規範),使得各式各樣的設定與故事相繼問世。

 日本女性向魔法少女漫畫「庫洛魔法使」在1996年開始連載,這部作品裡有許多與其他同類型作品不同的設定,被認為是極具獨特性的魔法少女作品。本論文的研究目的,在於探討「庫洛魔法使」與其他同類作品的相異之處,並著眼於故事裡使用魔法的戰鬥情節,研究方法採用文本分析與閱聽人調查,嘗試解讀「少女」、「魔法」與「戰鬥」在該作品裡的獨特意涵。

 第1章考察「庫洛魔法使」中的少女、戀愛、女主角的家庭等表象,將其視為構成該作品世界觀的要素,確認故事發展的舞台背景。第2章以上一章的分析結果為基礎,經由探討作品中的主要劇情,討論少女、魔法與戰鬥被如何描繪刻劃,並點出貫穿全劇的主題。第3章分析問卷與訪談所得的女性閱聽人之感想,藉此深化對文本的解讀,並對今後的魔法少女及社會性別相關研究,提出更多樣的視角與方向。
zh_TW
dc.description.abstract (摘要) In general, a girl with special powers is called a “Magical Girl”. In 1966, the anime “Sally the Witch” started broadcast in Japan. It is the first Japanese anime produced specially for little girls. From then on, “Magical Girl” has been an extremely popular topic in popular culture. The works about magical girls reflected the social background then. (i.e., gender roles). As a result, various settings and stories came out one after another.

The Magical Girl manga “Cardcaptor Sakura” anime aiming at the teenage girl was published as a series-long comic in 1996. There are different settings between “Cardcaptor Sakura” and other works in the same genre so it is regarded as very unique. The objective of the research is to explain the differences between “Cardcaptor Sakura” and some other works in Magical Girl, as well as focusing on the battle scene concerning using magic. Through text mining and audience research, the author also tries to interpret the unique meaning of “Teenage Girl”, “Magic” and “Battle” in “Cardcaptor Sakura”.

The first chapter focuses on the background of “Cardcaptor Sakura” by studying the elements constituting the worldview of this work. The elements include the representations of teenage girls, love, and the heroine’s family. The second chapter, following from the previous chapter, outlines how teenage girls, magic, and battle are described through discussion on the main episode and consequently, points out the theme of the work. The third chapter is based on analyzing the questionnaire and the female interviewee’s thoughts to interpret the text deeply, bringing out various perspectives on the study of the Magical Girl and gender in the future.
en_US
dc.description.tableofcontents 序論 6
第1節 研究対象と研究背景 6
第2節 研究動機と研究目的 10
第3節 研究方法 12

第1章 『カードキャプターさくら』の舞台装置――少女像、家族像と世界観について 14
第1節 女の子向け魔法少女作品『カードキャプターさくら』 14
第2節 「さくら」に描き込まれた少女表象 22
第3節 さくらと家族の表象 39
第4節 おわりに 62

第2章 『カードキャプターさくら』の戦いと魔法――魔法少女から「さくら」へ 64
第1節 さくらの魔法を構築するもの 64
第2節 「クロウカード編」――さくらの戦い方と魔法の性質 94
第3節 「さくらカード編」――再生と可能性 134
第4節 おわりに 165

第3章 『カードキャプターさくら』に対する女性視聴者の解読 168
第1節 オーディエンス調査方法 168
第2節 ヒロインの少女像と魔法、戦闘への理解 173
第3節 キャラクター間の関係性への注目 200
第4節 おわりに

結論 227
第1節 各章まとめ 227
第2節 今後の課題 231
第3節 おわりに 233

参考文献 242
zh_TW
dc.format.extent 12343305 bytes-
dc.format.mimetype application/pdf-
dc.source.uri (資料來源) http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0106556006en_US
dc.subject (關鍵詞) 庫洛魔法使zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 魔法少女zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 少女像zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 社會性別zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 閱聽人研究zh_TW
dc.subject (關鍵詞) Cardcaptor Sakuraen_US
dc.subject (關鍵詞) Magical Girlen_US
dc.subject (關鍵詞) Teenage girlen_US
dc.subject (關鍵詞) Genderen_US
dc.subject (關鍵詞) Audience researchen_US
dc.title (題名) 「魔法少女」表象論—以『庫洛魔法使』為對象—zh_TW
dc.title (題名) 「魔法少女」表象論ー『カードキャプターさくら』を対象としてーen_US
dc.type (資料類型) thesisen_US
dc.relation.reference (參考文獻) 書籍
CLAMP(2001)『カードキャプターさくらメモリアルブック』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら1』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら2』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら3』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら4』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら5』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら6』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら7』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら8』講談社。
CLAMP(2015)『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら9』講談社。
一柳廣孝・吉田司雄編(2008)『女は変身する』青弓社。
伊藤守・藤田真文編(1999)『テレビジョン・ポリフォニー—番組・視聴者分析の試み』世界思想社。
今田絵里香(2007)『「少女」の社会史』勁草書房。
海野弘(2014)『魔女の世界史 女神信仰からアニメまで』朝日新聞出版。
大塚英志(1989)『少女民俗学 世紀末の神話をつむぐ「巫女」の末裔』光文社
大野祥子(2016)『「家族する」男性たち』東京大学出版会。
カードキャプターさくら展製作委員会(2018)『カードキャプターさくら展オールインワンブック』株式会社ムービック。
加藤レイズナ(2012)『プリキュア シンドローム!<プリキュア5>の魂を生んだ25人』幻冬舎。
河野真太郎(2017)『戦う姫、働く少女』堀之内出版。
古賀令子(2009)『かわいい帝国』青土社。
小林盾・川端健嗣編(2019)『変貌する恋愛と結婚―データで読む平成』新曜社。
小山昌宏・須川亜紀子(2013)『アニメ研究入門』現代書館。
斎藤環(2006)『戦闘美少女の精神分析』筑摩書房。
斎藤環・他(1998)『少女たちの戦歴——『リボンの騎士』から『少女革命ウテナ』まで』青弓社。
斎藤千和・他(2011)『ユリイカ2011年11月臨時増刊号 総特集=魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女に花束を』青土社。
斎藤美奈子(2001)『紅一点論』筑摩書房。
桜井厚・小林多寿子(2015)『ライフストーリー・インタビュー—質的研究入門』セリカ書房。
切通理作(2001)『宮崎駿の<世界>』筑摩書房。
工藤保則・寺岡伸悟・宮垣元編(2010)『質的調査の方法—都市・文化・メディアの感じ方』法律文化社。
志水義夫(2013)『少年少女のクロニクル——セラムン、 テツジン、 ウルトラマン——』新典社。
スーザン・J・ネイピア(2002)『現代日本のアニメ——『AKIRA』から『千と千尋の神隠し』まで』(神山京子)中央公論新社。
菅聡子・武内佳代・ドラージ土屋浩美編(2012)『<少女マンガ>ワンダーランド』明治書院。
須川亜紀子(2013)『少女と魔法——ガールヒーローはいかに受容されたのか』NNT出版株式会社。
須川亜紀子・他(2012)『魔法少女アニメ45年史—「魔法使いサリー」から「まどか☆マギカ」へ』STUDIO ZERO。
スタイル発行(2013)『TVアニメ『カードキャプターさくら』設定資料集』メディア・パル。
高原英理(1999)『少女領域』国書刊行会。
永江朗(2002)『インタビュー術!』講談社。
萩尾望都(2018)『私の少女マンガ講義』新潮社。
林延哉・高田明典(2015)『ヒーローたちの戦うキモチ~ウルトラマンからワンピースまで』サイゾー。
美術手帖編集部編(2014)『美術手帖』2014年05月号、美術出版社。
村瀬学(2015)『宮崎駿再考——『未来少年コナン』から『風立ちぬ』まで』平凡社。
悠木碧・他(2016)『ケトルVOL.32』太田出版。
横田正夫(2017)『大ヒットアニメで語る心理学』新曜社。
四方田犬彦(2006)『かわいい論』筑摩書房。
若桑みどり(2003)『お姫様とジェンダー——アニメで学ぶ男と女のジェンダー入門学』筑摩書房。
渡部周子(2007)『〈少女〉像の誕生——近代日本における「少女」規範の形成』新泉社。

論文
池上賢(2014)「メディア経験とオーディエンス・アイデンティティ:語り・パフォーマンス・エスノメソドロジー」、『マス・コミュニケーション研究 』84(2014)、169-127ページ、 日本マス・コミュニケーション学会。
池上賢(2017)「マンガ経験とナラティブ・アイデンティティ——マンガ経験をリソースとしたナラティブ・アイデン ティティの対話的構築」、『マス・コミュニケーション研究 』(2017)91、103-121ページ、 日本マス・コミュニケーション学会
石渡さくら(2007)「子供番組研究~魔法少女の語りしもの」、『日本大学芸術学部紀要』2007、29-40ページ、日本大学。
岩宮恵子(2012)「魔法少女の破壊力」、本間友巳・村山正治編『子どもの心と学校臨床 第7号』2012年8月、103-108ページ、遠見書房。
雲野加代子(2006)「漫画におけるジェンダーについての考察——恋愛と武闘」、『大阪明浄大学紀要』6、77-85ページ。
川口晴美(2001)「そこがどんな世界であっても」、『ユリイカ2001年8月臨時増刊号 総特集=宮崎駿『千と千尋の神隠し』の世界ーファンタジーの力』、40-43ページ、青土社。
木場安莉沙(2016)「子供向けテレビアニメにおける『オカマ』キャラの表象:性的イデオロギーと想定される参与者からの排除」、『言語文化共同研究プロジェクト』(2016)、41-50ページ、大阪大学。
小池隆太(2017)「宮崎駿『魔女の宅急便』の物語構造における「飛行」の意味について」、『山形県立米沢女子短期大学紀要』53(2017年12月)、103-111ページ、山形県立米沢女子短期大学。
佐藤公俊(2001)「水の不思議の物語」、『ユリイカ2001年8月臨時増刊号 総特集=宮崎駿『千と千尋の神隠し』の世界ーファンタジーの力』、172-180ページ、青土社。
須川亜紀子(2010)「「日本の少女」に変身するスペィン青少年たち――スペインにおける「日本」と「少女」のイコン」、『年報『少女』文化研究』no.4、51-58ページ、「少女」文化研究会。
須川亜紀子(2016)「「魔法少女」アニメからジェンダーを読み解く」、岡本健・遠藤英樹編『メディア・コンテンツ論』105-121ページ、ナカニシヤ出版。
田川隆博(2009)「オタク分析の方向性」、『名古屋文理大学紀要』第9号(2009)、73-80ページ、名古屋文理大学。
武田京子(2004)「少女から女性へ—キキの成長—」、『岩手大学教育学部研究年報』第64巻(2005.2)、122-130ページ、岩手大学教育学部。
田中亜以子(2019)『男たち/女たちの恋愛——近代日本の「自己」とジェンダー』勁草書房。
田中卓也(2019)「戦後の少女雑誌における「スポーツする少女」の描かれ方と読者の意識形成に関する研究—少女の恋愛と運動(練習)との葛藤を中心に—」、『共栄大学研究論集』17、29-37ページ。
谷本奈穂(2013)「女の子文化・身体・メディア (第33期第10回研究会(マルチメディア研究部会企画),研究会の記録(2013年2月~3月))、『マス・コミュニケーション研究 』(2013)83、172-173ページ、 日本マス・コミュニケーション学会」
團康晃(2014)「マンガ読書経験とジェンダー:二つの調査の分析から」、『マス・コミュニケーション研究 』(2014)85、205-224ページ、 日本マス・コミュニケーション学会。
中川裕美(2011)「少女マンガ「戦う少女」にみるジェンダー規範」、『愛知淑徳大学現代社会研究科研究報告』6、127-142ページ、愛知淑徳大学大学院現代社会研究科。
原田留美(2006)「過剰な力と『成長』の物語:映画『ハウルの動く城』の場合」、『新潟青陵大学紀要』第6号(2006)、129-139ページ、新潟青陵大学。
深澤純子(2005)「視線の政治:見られる・消費される女性イメージ」、『ジェンダー&セクシュアリティ』(1)、67-76ページ。
藤田由美子(2004)「幼児期における「ジェンダー形成」再考ー相互作用場面にみる権力関係の分析よりー」、『教育社会学研究』2004年74巻、329-348ページ、日本教育社会学会。
藤村久美子・伊藤めぐみ(2003)「テレビアニメが子どものジェンダー意識の形成に及ぼす影響ー内容分析と子どもへの聴き取り調査を中心として」、『人文・社会科学論集』東洋英和女学院大学第21号、126-151ページ。
藤本由香里(2008)『私の居場所はどこにあるの?少女マンガが映す心のかたち』朝日新聞出版。
三宅陽一郎(2017)「魔法少女のアニメーションの物語構造の進化」、『コンテンツ文化史研究』第十・十壱号、77-100ページ、コンテンツ文化史学会。
牟田和恵(2006)『ジェンダー家族を超えて——近現代の生/性の政治とフェミニズム』新曜社。
無藤隆(2001)「世界への旅立ちと自分を見つけること——『千と千尋の神隠し』を発達心理学から読む」、『ユリイカ2001年8月臨時増刊号 総特集=宮崎駿『千と千尋の神隠し』の世界ーファンタジーの力』、52-58ページ、青土社。
毛利子来(2001)「子どもが「世間」に出会うとき」、『ユリイカ2001年8月臨時増刊号 総特集=宮崎駿『千と千尋の神隠し』の世界ーファンタジーの力』、38-39ページ、青土社。
山崎鎮親(2012)「未来の否定と永遠の現在:「魔法少女」の成熟」、『相模国文』 39、117-131ページ、相模女子大学。
山田浩之(2000)「少女マンガに見る現代の教師像:憧れの対象としての教師」、『松山大学論集』12(3)、65-84ページ。
山田斗志希、上山輝(2018)「悪役の構造についての研究」、『富山大学人間発達科学部紀要』第13巻第2号(2018)、285-295ページ、富山大学。
山田理恵子(2010)「スポーツ・ジェンダー研究の「まなざし」について」、『スポーツ社会学研究』18(2)、39-52ページ。

Webページ
homla(2018)「【物語論】カードキャプターさくら 「好き」と「思い」と非言語の世界」、http://shiratamazenzaitsubu.blog14.fc2.com/blog-entry-5442.html(2019年6月19日アクセス)
青木美沙子(2018)「私がロリータであることを伏せて「出会い系アプリ」を使った理由」、https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57183?page=3(2021年5月20日アクセス)
浅香守生監督インタビュー【カードキャプターさくら】制作裏話、https://matome.naver.jp/odai/2143749648540949101?&page=1(2019年6月2日アクセス)
ウィキペディア「カードキャプターさくら」、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89(2019年6月2日アクセス)
朽木海(2018)「架空世界 認証セキュリティセミナー 第16回「さくらと魔法の認証【カードキャプターさくら】」」、https://www.segunabe.com/2018/02/22/kakusecu16/(2020年10月3日アクセス)
ね子(2016)「カードキャプターさくらの魅力」、http://nktnkk828.hatenablog.com/entry/2016/12/30/161118(2019年6月18日アクセス)
はらだ有彩(2019)「女ともだち――第6回・知世とさくら《決して私の登場しない、あなたの物語を未来永劫記し続ける》」、http://www.daiwashobo.co.jp/web/html/arisa/backnumber.html(2020年5月30日アクセス)
ピクシブ百科事典(https://dic.pixiv.net、2019年3月2日アクセス)
ロコナビ編集部(2018)「カードキャプターさくら展」2019年大阪ひらかたパークでも開催決定!https://note.loconavi.jp/articles/1601(2019年6月2日アクセス)
zh_TW
dc.identifier.doi (DOI) 10.6814/NCCU202100833en_US