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題名 宮崎駿作品的聖域像ー以『龍貓』與『神隱少女』為中心
宮崎駿作品の聖域像ー『となりのトトロ』と『千と千尋の神隠し』を中心に
作者 楊庭宇
Yang, Ting-Yu
貢獻者 徐翔生
Hsu, Hsiang-Sheng
楊庭宇
Yang, Ting-Yu
關鍵詞 宮崎駿
《龍貓》
《神隱少女》
聖域
神道
『となりのトトロ』
『千と千尋の神隠し』
Hayao Miyazaki
"My Neighbor Totoro"
"Spirited Away"
Sacred lands
Shinto
日期 2021
上傳時間 2-Sep-2021 15:14:37 (UTC+8)
摘要 宮崎駿是日本有名的動畫電影導演,在國外也廣為人知。他的作品不僅在日本受到歡迎,在海外也有高度好評。本論文以宮崎駿最負盛名的《龍貓》與《神隱少女》為中心,解說作品中所見的聖域像。論文中探討宮崎駿作品中的聖域形象,從聖域登場的神以及角色的性格,判斷兩者間的關聯性,再從兩者的關聯性探究作品中的聖域形像。最後再自宗教學中神道的觀點,論述宮崎駿作品中的聖域思想。期藉以上研究,對宮崎駿作品中的聖域像以及其所蘊含的神道思想,能有更深入之理解。
Hayao Miyazaki, a well-known animation film director in Japan, is also widely known around the globe. His works are not only popular in Japan, but also highly acclaimed overseas. This thesis is focused on Hayao Miyazaki`s most prestigious "My Neighbor Totoro" and "Spirited Away" and the author interprets the images of the sacred lands found in them. The thesis explores the image of the sacred lands in Hayao Miyazaki`s works, judges the relevance of the two from the character of the gods and characters appearing in the sacred lands, and then explores the image of the sacred lands in the works from the relevance of the two. Finally, from the perspective of Shinto, the author discusses the sacred lands thought in Hayao Miyazaki`s works in religious studies. The author hopes that this research will be of some help to the understanding of the Sacred lands image and Shinto thought in Miyazaki`s works.

宮崎駿は有名なアニメーターとして、世界中の人々に知らされている。そのアニメーションは日本だけでなく、国外でも好評を受けている。本研究は宮崎駿の最も有名なアニメ作品『となりのトトロ』と『千と千尋の神隠し』を中心に、その中に見られる聖域像を明らかにする。この論文では、宮崎駿作品において聖域がどのようにイメージされているか、聖域に住む神々の性格とキャラクターの性格、そして両者の関係性から、その作品における聖域像を明らかにしていきたい。また宗教の観点、特に神道の観点からその聖域の思想を論じてみる。この研究は宮崎作品における聖域像、及び神道思想への理解に少しでも役に立つことができれば幸いである。
參考文獻 著書
青井 汎(2004)『宮崎アニメの暗号』新潮社
相良英明(2012)『作家としての宮崎駿』神奈川新聞社
叶 精二(2006)『宮崎駿全書』フィルムアート社
岸 正尚(2006)『宮崎駿、異界への好奇心』菁柿堂
後藤毅・黒田光洋(1998)『もののけ姫研究序説』ベストセラーズ
佐々木隆(2003)『千と千尋の神隠しのことばと謎』国書刊行会
佐々木隆(2010)『謎解き!宮崎・ジブリアニメ』ベストセラーズ
清水 正(2001)『宮崎駿を読む―母性とカオスのファンタジ』鳥影社
武光 誠(2008)『日本のしきたり』ゴマ文庫
武光 誠(2008)『日本人なら知っておきたい 神道』河出書房
久美 薫(2008)『宮崎駿の時代 1941-2008』鳥影社
正木 晃(2009)『千と千尋のスピチュアルな世界』春秋社
速水 侑(1996)『観音・地蔵・不動』講談社
宮崎 駿(1996)『出発1979~1996』徳間書店
宮崎 駿(2002)『風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡』ロッキング・オン
宮崎 駿(2008)『折り返し点1997~2008』岩波書店
宮崎 駿(2013)『続・風の帰る場所』ロッキング・オン
南波克行(2014)『宮崎駿 夢と呪いの創造力』竹書房
村武精一(1997)『アニミズムの世界』吉川弘文館
村瀬 学(2004)『宮崎駿の「深み」へ』平凡社
村瀬 学(2015)『宮崎駿再考』平凡社
茂木貞純(2014)『神道としきたり事典』PHP研究所
柳田國男(1965)『柳田國男集第四巻』筑摩書房
養老孟司・宮崎駿(2008)『虫眼鏡とアニ眼』新潮社

論文
石上文正 (2010)「宮崎アニメにおける制作された世界」『こころとことば』9号、人間環境大学
神田より子(2011)「宮崎駿が描く異世界」『敬和学園大学人文社会科学研究所年報』9号
杉田俊介(2016)「宮崎駿の折り返し点―『もののけ姫』論」『すばる』7月号、集英社
武光 誠(2018)「神道思想の研究―日本古代国家誕生と和の思想」『明治学院大学教養教センター紀要』12巻
長澤唯史(2005)「運動の軌跡―宮崎駿アニメにおける映画」『椙山女学園大学論集』36号
長谷正人(2016)「宮崎駿―職人共同体というユートピア」『終焉する昭和―1980年代 人々の精神史』7巻、岩波書店
徐 翔生(2016)「日本人の死後の世界観―宗教からの試論」『政大日本研究』13号
徐 翔生(2017)「他界像から見る日本人の死生観」『政大日本研究』14号

中国語著書・論文
游珮芸(2010)『宮崎駿動畫的「文法」』台北:玉山社
呉旻峰(2004)「宮崎駿動畫卡通作品研究」台湾国立台東大学児童文学系碩士班修士論文
李佩蓉(2011)「宮崎駿動畫電影之環境倫理與性別差異」台湾国立台南大学環境生態系碩士班修士論文
蕭玉詩(2008)「宮崎駿動畫的童話質素研究」台湾国立台南大学国語文学系碩士班修士論文
謝佳芸(2013)「ファンタジー要素からみる宮崎駿の〈ふしぎな世界〉」台湾元智大学応用外語学系碩士班修士論文

雑誌・特集
あさのあつこ・半藤一利等(2003)『ジブリの教科書3となりのトトロ』文藝春秋
スタジオジブリ編集部(1996)『スタジオジブリ作品関連資料集Ⅱ』徳間書店
植草信和(1997)『キネマ旬報別冊宮崎駿ともののけ姫とスタジオジブリ』キネマ旬報社
澤野雅樹(1997)『ポップカルチャークリティーク1宮崎駿の着地点を探る』青弓社
須川善行(1997)「総特集宮崎駿の世界」『ユリイカ』(通巻393号)29巻11号、青土社
養老孟司(1999)『キネ旬ムック―フィルムメーカーズ【6】宮崎駿』キネマ旬報社
西館一郎(2001)「総特集宮崎駿『千と千尋と神隠し』の世界ファンタジーの力」『ユリイカ』(通巻451号)33巻10号、青土社
郡淳一郎(2004)「宮崎駿とスタジオジブリ」『ユリイカ』(通巻500号)36巻13号、青土社
東北文化研究センター(2010)「宮崎駿の世界」『季刊東北学』25号、柏書房
徳間書店(2011)『ロマンアルバム『月刊アニメージュ』の特集記事で見るスタジオジブリの軌跡 1984-2011』徳間書店
スタジオゼロ(2014)『まぐまー宮崎駿の臨界点』19号、蒼天社

ウェブサイト
https://www.ghibli.jp/works/totoro/(2021年5月23日閲覧)
https://www.ghibli.jp/works/chihiro/#frame(2021年5月23日閲覧)
描述 碩士
國立政治大學
日本語文學系
104556010
資料來源 http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0104556010
資料類型 thesis
dc.contributor.advisor 徐翔生zh_TW
dc.contributor.advisor Hsu, Hsiang-Shengen_US
dc.contributor.author (Authors) 楊庭宇zh_TW
dc.contributor.author (Authors) Yang, Ting-Yuen_US
dc.creator (作者) 楊庭宇zh_TW
dc.creator (作者) Yang, Ting-Yuen_US
dc.date (日期) 2021en_US
dc.date.accessioned 2-Sep-2021 15:14:37 (UTC+8)-
dc.date.available 2-Sep-2021 15:14:37 (UTC+8)-
dc.date.issued (上傳時間) 2-Sep-2021 15:14:37 (UTC+8)-
dc.identifier (Other Identifiers) G0104556010en_US
dc.identifier.uri (URI) http://nccur.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/136807-
dc.description (描述) 碩士zh_TW
dc.description (描述) 國立政治大學zh_TW
dc.description (描述) 日本語文學系zh_TW
dc.description (描述) 104556010zh_TW
dc.description.abstract (摘要) 宮崎駿是日本有名的動畫電影導演,在國外也廣為人知。他的作品不僅在日本受到歡迎,在海外也有高度好評。本論文以宮崎駿最負盛名的《龍貓》與《神隱少女》為中心,解說作品中所見的聖域像。論文中探討宮崎駿作品中的聖域形象,從聖域登場的神以及角色的性格,判斷兩者間的關聯性,再從兩者的關聯性探究作品中的聖域形像。最後再自宗教學中神道的觀點,論述宮崎駿作品中的聖域思想。期藉以上研究,對宮崎駿作品中的聖域像以及其所蘊含的神道思想,能有更深入之理解。zh_TW
dc.description.abstract (摘要) Hayao Miyazaki, a well-known animation film director in Japan, is also widely known around the globe. His works are not only popular in Japan, but also highly acclaimed overseas. This thesis is focused on Hayao Miyazaki`s most prestigious "My Neighbor Totoro" and "Spirited Away" and the author interprets the images of the sacred lands found in them. The thesis explores the image of the sacred lands in Hayao Miyazaki`s works, judges the relevance of the two from the character of the gods and characters appearing in the sacred lands, and then explores the image of the sacred lands in the works from the relevance of the two. Finally, from the perspective of Shinto, the author discusses the sacred lands thought in Hayao Miyazaki`s works in religious studies. The author hopes that this research will be of some help to the understanding of the Sacred lands image and Shinto thought in Miyazaki`s works.

宮崎駿は有名なアニメーターとして、世界中の人々に知らされている。そのアニメーションは日本だけでなく、国外でも好評を受けている。本研究は宮崎駿の最も有名なアニメ作品『となりのトトロ』と『千と千尋の神隠し』を中心に、その中に見られる聖域像を明らかにする。この論文では、宮崎駿作品において聖域がどのようにイメージされているか、聖域に住む神々の性格とキャラクターの性格、そして両者の関係性から、その作品における聖域像を明らかにしていきたい。また宗教の観点、特に神道の観点からその聖域の思想を論じてみる。この研究は宮崎作品における聖域像、及び神道思想への理解に少しでも役に立つことができれば幸いである。
en_US
dc.description.tableofcontents 第一章 序論 1
第一節 研究動機及び目的 1
第二節 先行研究 1
第三節 研究方法及び内容 5

第二章 宮崎駿のアニメ作品について 7
第一節 宮崎駿とアニメーション 7
第二節 宮崎駿のアニメ作品 14
第三節 宮崎作品の創作理念 20

第三章『となりのトトロ』における聖域像 27
第一節『となりのトトロ』の物語 28
第二節『となりのトトロ』の中の聖域 31
第三節『となりのトトロ』のキャラクターと聖域について 35

第四章『千と千尋の神隠し』における聖域像 50
第一節『千と千尋の神隠し』の物語 51
第二節『千と千尋の神隠し』の中の聖域 53
第三節『千と千尋の神隠し』のキャラクターと聖域について 58

第五章 結論 76

参考文献 88
zh_TW
dc.format.extent 3178300 bytes-
dc.format.mimetype application/pdf-
dc.source.uri (資料來源) http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0104556010en_US
dc.subject (關鍵詞) 宮崎駿zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 《龍貓》zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 《神隱少女》zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 聖域zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 神道zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 『となりのトトロ』zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 『千と千尋の神隠し』zh_TW
dc.subject (關鍵詞) Hayao Miyazakien_US
dc.subject (關鍵詞) "My Neighbor Totoro"en_US
dc.subject (關鍵詞) "Spirited Away"en_US
dc.subject (關鍵詞) Sacred landsen_US
dc.subject (關鍵詞) Shintoen_US
dc.title (題名) 宮崎駿作品的聖域像ー以『龍貓』與『神隱少女』為中心zh_TW
dc.title (題名) 宮崎駿作品の聖域像ー『となりのトトロ』と『千と千尋の神隠し』を中心にen_US
dc.type (資料類型) thesisen_US
dc.relation.reference (參考文獻) 著書
青井 汎(2004)『宮崎アニメの暗号』新潮社
相良英明(2012)『作家としての宮崎駿』神奈川新聞社
叶 精二(2006)『宮崎駿全書』フィルムアート社
岸 正尚(2006)『宮崎駿、異界への好奇心』菁柿堂
後藤毅・黒田光洋(1998)『もののけ姫研究序説』ベストセラーズ
佐々木隆(2003)『千と千尋の神隠しのことばと謎』国書刊行会
佐々木隆(2010)『謎解き!宮崎・ジブリアニメ』ベストセラーズ
清水 正(2001)『宮崎駿を読む―母性とカオスのファンタジ』鳥影社
武光 誠(2008)『日本のしきたり』ゴマ文庫
武光 誠(2008)『日本人なら知っておきたい 神道』河出書房
久美 薫(2008)『宮崎駿の時代 1941-2008』鳥影社
正木 晃(2009)『千と千尋のスピチュアルな世界』春秋社
速水 侑(1996)『観音・地蔵・不動』講談社
宮崎 駿(1996)『出発1979~1996』徳間書店
宮崎 駿(2002)『風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡』ロッキング・オン
宮崎 駿(2008)『折り返し点1997~2008』岩波書店
宮崎 駿(2013)『続・風の帰る場所』ロッキング・オン
南波克行(2014)『宮崎駿 夢と呪いの創造力』竹書房
村武精一(1997)『アニミズムの世界』吉川弘文館
村瀬 学(2004)『宮崎駿の「深み」へ』平凡社
村瀬 学(2015)『宮崎駿再考』平凡社
茂木貞純(2014)『神道としきたり事典』PHP研究所
柳田國男(1965)『柳田國男集第四巻』筑摩書房
養老孟司・宮崎駿(2008)『虫眼鏡とアニ眼』新潮社

論文
石上文正 (2010)「宮崎アニメにおける制作された世界」『こころとことば』9号、人間環境大学
神田より子(2011)「宮崎駿が描く異世界」『敬和学園大学人文社会科学研究所年報』9号
杉田俊介(2016)「宮崎駿の折り返し点―『もののけ姫』論」『すばる』7月号、集英社
武光 誠(2018)「神道思想の研究―日本古代国家誕生と和の思想」『明治学院大学教養教センター紀要』12巻
長澤唯史(2005)「運動の軌跡―宮崎駿アニメにおける映画」『椙山女学園大学論集』36号
長谷正人(2016)「宮崎駿―職人共同体というユートピア」『終焉する昭和―1980年代 人々の精神史』7巻、岩波書店
徐 翔生(2016)「日本人の死後の世界観―宗教からの試論」『政大日本研究』13号
徐 翔生(2017)「他界像から見る日本人の死生観」『政大日本研究』14号

中国語著書・論文
游珮芸(2010)『宮崎駿動畫的「文法」』台北:玉山社
呉旻峰(2004)「宮崎駿動畫卡通作品研究」台湾国立台東大学児童文学系碩士班修士論文
李佩蓉(2011)「宮崎駿動畫電影之環境倫理與性別差異」台湾国立台南大学環境生態系碩士班修士論文
蕭玉詩(2008)「宮崎駿動畫的童話質素研究」台湾国立台南大学国語文学系碩士班修士論文
謝佳芸(2013)「ファンタジー要素からみる宮崎駿の〈ふしぎな世界〉」台湾元智大学応用外語学系碩士班修士論文

雑誌・特集
あさのあつこ・半藤一利等(2003)『ジブリの教科書3となりのトトロ』文藝春秋
スタジオジブリ編集部(1996)『スタジオジブリ作品関連資料集Ⅱ』徳間書店
植草信和(1997)『キネマ旬報別冊宮崎駿ともののけ姫とスタジオジブリ』キネマ旬報社
澤野雅樹(1997)『ポップカルチャークリティーク1宮崎駿の着地点を探る』青弓社
須川善行(1997)「総特集宮崎駿の世界」『ユリイカ』(通巻393号)29巻11号、青土社
養老孟司(1999)『キネ旬ムック―フィルムメーカーズ【6】宮崎駿』キネマ旬報社
西館一郎(2001)「総特集宮崎駿『千と千尋と神隠し』の世界ファンタジーの力」『ユリイカ』(通巻451号)33巻10号、青土社
郡淳一郎(2004)「宮崎駿とスタジオジブリ」『ユリイカ』(通巻500号)36巻13号、青土社
東北文化研究センター(2010)「宮崎駿の世界」『季刊東北学』25号、柏書房
徳間書店(2011)『ロマンアルバム『月刊アニメージュ』の特集記事で見るスタジオジブリの軌跡 1984-2011』徳間書店
スタジオゼロ(2014)『まぐまー宮崎駿の臨界点』19号、蒼天社

ウェブサイト
https://www.ghibli.jp/works/totoro/(2021年5月23日閲覧)
https://www.ghibli.jp/works/chihiro/#frame(2021年5月23日閲覧)
zh_TW
dc.identifier.doi (DOI) 10.6814/NCCU202101455en_US