Publications-Theses

Article View/Open

Publication Export

Google ScholarTM

NCCU Library

Citation Infomation

Related Publications in TAIR

題名 日文補文標識中「NO」和「KOTO」的區別使用:從命題的「特定性」之觀點
The proper use of NO / KOTO complementizer and specificity restriction
作者 江俊賢
貢獻者 吉田妙子<br>吉田妙子
江俊賢
關鍵詞 特定性
時態的特定性
經驗者的特定性
二重構文
一次性
個別性
超時性
普遍性
日期 2011
上傳時間 30-Oct-2012 11:15:09 (UTC+8)
摘要   本論文旨在研究日文補文標識「NO」和「KOTO」的區別使用。研究方法是從補文句命題與主要句命題做為切入點,以文中的「時態」(Aspect)、「論元構造」(Predicate Argument Structure)以及「語彙概念構造」(LCS)等論點,針對其命題的時態特定性(specificity)以及經驗者(Experiencer)的特定性,比較「NO」二重構文和「KOTO」二重構文的差異。

  本文共分為三部分。第一部分為緒論,簡述以往針對補文標識研究之不足,以及本論文的研究方法。第二部分為本論文正論部分,共五章。第一章旨在定義補文標識「NO」和「KOTO」的特徵,並且針對本論文之觀點「特定性」作文獻探討以及提出尚未解決的問題。在第二章裡頭,以第一組動詞謂語群為研究對象,從其補文句命題的「時態的特定性」進行探討。研究發現,「NO」的場合,補文句的時態特定性較高,「KOTO」的場合則較低。在第三章裡頭,以第二組動詞謂語群為研究對象,此群組其補文句皆是「在未來所發生的事態」,為第二章的延伸論述。在第四章裡,針對表示情意的形容詞與動詞謂語群,其「NO」和「KOTO」的區別使用進行探討。研究發現,「NO」的場合,主要句的經驗者之特定性較高,「KOTO」的場合則較低。第五章的研究對象為形容詞謂語群。此章是利用第二到四章所導出的規則,探討「NO」和「KOTO」的區別使用。第三部分則為結論。

  在過去的研究裡頭,僅以「具體」「現實感」來定位「NO」補文句的使用。「KOTO」補文句的使用則是以「抽象」「概念」來解釋。本論文則更進一步探討補文句與主要句之中,其時態的特定性以及經驗者的特定性,以此導出「NO」二重構文的「一次性」「個別性」以及「KOTO」二重構文的「超時性」「普遍性」的本質。
參考文獻 大島資生(2010) 『日本語連体修飾節構造の研究』.ひつじ書房.
影山太郎(2009) 『日英対照 形容詞.副詞の意味と構文』.大修館書店.
鎌田倫子 (1998) 「内容節をとる動詞のコトとノの選択規則―主動詞の意味 分類と節の規制から―」.『日本語教育98』.日本語教育学会.1-12.
____ (2004)「補文の主要部ノとコトの定性選択」.『Scientific   approaches to language 3』.神田外語大学.113-128.Klaus    von Heusinger (2002) “Cross-linguistic Implementations   of Specificity,” Meaning through Language Contrast. Vol  2. Amsterdam; Philadelphia: Benjamins, 405-421.
工藤真由美 (1985) 「ノ、コトの使い分けと動詞の種類」.『国文学 解 釈と鑑賞』.1985.
久野暲 (1973) 『日本文法研究』.大修館書店.
黒田成幸(1999)「主部内在型関係節」黒田成幸,中村捷.(編)『ことば の核と周縁』 くろしお出版. 27-103.
佐治圭三 (1993) 「「の」の本質―「こと」「もの」との対比から―」.  『日本語学』10月号.明治書院.4-14.
塩入すみ (1992)「「Xハ」型従属節について」台湾日本語文研究会論文集3
坪本篤朗 (1984) 「文の中に文を埋めるときコトとノはどこが違うの   か」.『国文学 解釈と教材の研究』第29巻6号.
____ (1991)「主要部内在型関係節」『現代英語学の歩み』開拓社
____ (2001) 「「こと」と「の」再考―モノとコトとトコロ―」.『こ とばと文化 第5号』.静岡県立大学英米文化研究室.
____ (2011) 「いわゆる主要部内在型関係節の形式と意味と語用論−−− 〈全体〉と〈部分〉から複文構文を考える−−−」.国立国語研究所共同研 究プロジェクト「複文構文の意味の研究」
寺村秀夫 (1982) 『日本語のシンタクスと意味I』.くろしお出版.
____ (1992) 『寺村秀夫論文集Ⅱ―言語学・日本語教育編―』.くろし お出版.
中右実 (1983) 「文の構造と機能」.『英語学体系5 意味論』.大修館書 店.548-626.
日本語記述文法研究会編 (2008) 『現代日本語文法. 6. , 第11部複   文』.くろしお出版.
野田春美 (1995)「ノとコト―埋め込み節を作る代表的な形式」.宮島達  夫・仁田義雄 編.『日本語類義表現の文法(下)』.くろしお出版.
橋本修 (1990) 「補文標識「の」「こと」の分布に関わる意味規則」.  『国語学』163集.
____ (1994) 「「の補文の統語的・意味的性質」」.『文藝言語研究 25』.筑波大学 文芸・言語学系.
____ (2001) 「補文標識「の」の統一的解釈をめぐる問題点」.『意 味と形のインターフェイス―中右実教授還暦記念論文集 上巻』.くろし お出版.487-497.
長谷川信子(1999)『生成日本語学入門』大修館書店.
____(2002)「主要部内在型関係節:DP 分析」Scientific      Approaches to Language, No.1,pp. 1-33. 神田外語大学, 言語科 学研究センター.
益岡隆志・田窪行則 (1989) 『基礎日本語文法』.くろしお出版.
____ (1997) 『複文』.くろしお出版.
三原健一 (1994)『日本語の統語構造-生成文法理論とその応用-』松柏  社.
山岡政紀 (2000)『日本語の述語と文機能』.くろしお出版.
レー・バン・クー (1988)『「の」による文埋め込みの構造と表現の機   能』.日本語研究叢書(2). くろしお出版
渡辺ゆかり (2008) 『文補語標識「こと」「の」の意味的相違に関する研 究』.渓水社.
吉田妙子 (2011)「ノダの齎す結束性」.行政院國家科學委員會99年度專題 研究計畫
描述 碩士
國立政治大學
日本語文學系碩士班
97556008
100
資料來源 http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0975560081
資料類型 thesis
dc.contributor.advisor 吉田妙子<br>吉田妙子zh_TW
dc.contributor.author (Authors) 江俊賢zh_TW
dc.creator (作者) 江俊賢zh_TW
dc.date (日期) 2011en_US
dc.date.accessioned 30-Oct-2012 11:15:09 (UTC+8)-
dc.date.available 30-Oct-2012 11:15:09 (UTC+8)-
dc.date.issued (上傳時間) 30-Oct-2012 11:15:09 (UTC+8)-
dc.identifier (Other Identifiers) G0975560081en_US
dc.identifier.uri (URI) http://nccur.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/54507-
dc.description (描述) 碩士zh_TW
dc.description (描述) 國立政治大學zh_TW
dc.description (描述) 日本語文學系碩士班zh_TW
dc.description (描述) 97556008zh_TW
dc.description (描述) 100zh_TW
dc.description.abstract (摘要)   本論文旨在研究日文補文標識「NO」和「KOTO」的區別使用。研究方法是從補文句命題與主要句命題做為切入點,以文中的「時態」(Aspect)、「論元構造」(Predicate Argument Structure)以及「語彙概念構造」(LCS)等論點,針對其命題的時態特定性(specificity)以及經驗者(Experiencer)的特定性,比較「NO」二重構文和「KOTO」二重構文的差異。

  本文共分為三部分。第一部分為緒論,簡述以往針對補文標識研究之不足,以及本論文的研究方法。第二部分為本論文正論部分,共五章。第一章旨在定義補文標識「NO」和「KOTO」的特徵,並且針對本論文之觀點「特定性」作文獻探討以及提出尚未解決的問題。在第二章裡頭,以第一組動詞謂語群為研究對象,從其補文句命題的「時態的特定性」進行探討。研究發現,「NO」的場合,補文句的時態特定性較高,「KOTO」的場合則較低。在第三章裡頭,以第二組動詞謂語群為研究對象,此群組其補文句皆是「在未來所發生的事態」,為第二章的延伸論述。在第四章裡,針對表示情意的形容詞與動詞謂語群,其「NO」和「KOTO」的區別使用進行探討。研究發現,「NO」的場合,主要句的經驗者之特定性較高,「KOTO」的場合則較低。第五章的研究對象為形容詞謂語群。此章是利用第二到四章所導出的規則,探討「NO」和「KOTO」的區別使用。第三部分則為結論。

  在過去的研究裡頭,僅以「具體」「現實感」來定位「NO」補文句的使用。「KOTO」補文句的使用則是以「抽象」「概念」來解釋。本論文則更進一步探討補文句與主要句之中,其時態的特定性以及經驗者的特定性,以此導出「NO」二重構文的「一次性」「個別性」以及「KOTO」二重構文的「超時性」「普遍性」的本質。
zh_TW
dc.description.tableofcontents 序論.......................................................1
1 研究動機と目的............................................1
2 研究方法..................................................4
第一章 ノ・コトの種類と先行研究の問題点........................5
1 ノ・コトの種類と本研究の研究対象.............................5
1.1 代名詞のノと「内の関係」を持つコト.........................5
1.2 主文節が従属節の連用修飾成分になりうる場合..................5
1.3 補文標識ノ・コト.........................................8
1.3.1 補文標識ノ・コトの意味的な特徴について...................8
1.3.2 「補文節」と「主要部内在型関係節」......................12
1.3.3 本稿の研究対象「補文節」の特徴のまとめ..................18
2 先行研究と問題点..........................................19
2.1 [特定性](specificity)について.........................19
2.2 [特定性]の概念に関わる先行研究..........................21
2.2.1 中右(1983)・橋本(1991、1994、2001) ..................21
2.2.2 鎌田(2004) .........................................22
第二章 動詞述語文(1)の補文標識の使い分け......................24
1 「一回限りの事象」か「数回生起した事象の総活」か..............24
2 「動作」「命令」「禁止」「許可」「阻止・停止」「記憶」
「消滅」を表す動詞群からの検証...............................26
2.1 ノを取る場合が多い述語:「動作動詞」......................26
2.2 コトを取る場合が多い述語群:「命令」「禁止」「許可」動詞群...27
2.3 ノ・コトのいずれも取る述語群:「記憶」「阻止・停止」「消滅」などの動詞群...................................................28
2.3.1 一時レベルの「一回限りの補文事象」を表す場合.............28
2.3.2 超時レベルの「反復・習慣を表す補文事象」を表す場合........29
2.3.3 超時レベルの「普遍的な補文事象」を表す場合...............31
3 本章のまとめ.............................................32
第三章 動詞述語文(2)の補文標識の使いけ........................34
1 ノを取る場合が多い「待つ」「防ぐ」「待機する」...............34
2 コトを取る場合が多い述語群.................................37
3 本章のまとめ.............................................39
第四章 感情を表す述語群の補文標識の選択.......................40
1 感情形容詞の補文標識の使い分けと特定性制約...................40
1.1 ノを取る場合が多い感情形容詞.............................41
1.2 ノ・コト両用文の感情形容詞...............................42
1.3 感情形容詞の補文標識の選択の中間事例......................45
1.4 感情形容詞と語彙概念構造.................................46
1.5 感情形容詞と補文標識の選択のまとめ........................47
2 感情動詞の補文標識の使い分けと特定性制約.....................48
3 本章のまとめ.............................................49
第五章 形容詞述語群の補文標識の選択...........................51
1 形容詞述語群の補文標識の選択の分布..........................51
2 先行研究の問題点と本章の視点...............................52
2.1 先行研究の問題点........................................52
2.1.1 大島(2010) .........................................52
2.1.2 渡辺(2008) .........................................53
2.2 本章の視点.............................................53
3 形容詞述語群とノ・コトの選択...............................54
3.1 補文事象に「価値判定を下す」形容詞述語群...................54
3.2 「必要性・重要性」を表す形容詞述語群......................55
3.3 補文事象が「頻度」を表す形容詞述語群......................55
3.4 「可能性」を表す形容詞述語文.............................56
3.5 「難易」を表す形容詞述語文...............................59
3.6 「補文事象の信憑性」を表す形容詞述語文....................61
3.7 本章のまとめ...........................................62
結論......................................................64
1 ノ・コトの選択と特定性制約.................................64
1.1 動詞述語群(1)とノ・コトの選択............................64
1.2 動詞述語群(2)とノ・コトの選択............................65
1.3形容詞述語群(1)と感情動詞述語のノ・コトの選択...............66
1.4 形容詞述語群(2)とノ・コトの選択..........................69
2 ノ・コトの性質...........................................69
3 今後の課題...............................................71

参考文献...................................................79

表一......................................................11
表二......................................................47
表二......................................................70
附表......................................................72
zh_TW
dc.language.iso en_US-
dc.source.uri (資料來源) http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0975560081en_US
dc.subject (關鍵詞) 特定性zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 時態的特定性zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 經驗者的特定性zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 二重構文zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 一次性zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 個別性zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 超時性zh_TW
dc.subject (關鍵詞) 普遍性zh_TW
dc.title (題名) 日文補文標識中「NO」和「KOTO」的區別使用:從命題的「特定性」之觀點zh_TW
dc.title (題名) The proper use of NO / KOTO complementizer and specificity restrictionen_US
dc.type (資料類型) thesisen
dc.relation.reference (參考文獻) 大島資生(2010) 『日本語連体修飾節構造の研究』.ひつじ書房.
影山太郎(2009) 『日英対照 形容詞.副詞の意味と構文』.大修館書店.
鎌田倫子 (1998) 「内容節をとる動詞のコトとノの選択規則―主動詞の意味 分類と節の規制から―」.『日本語教育98』.日本語教育学会.1-12.
____ (2004)「補文の主要部ノとコトの定性選択」.『Scientific   approaches to language 3』.神田外語大学.113-128.Klaus    von Heusinger (2002) “Cross-linguistic Implementations   of Specificity,” Meaning through Language Contrast. Vol  2. Amsterdam; Philadelphia: Benjamins, 405-421.
工藤真由美 (1985) 「ノ、コトの使い分けと動詞の種類」.『国文学 解 釈と鑑賞』.1985.
久野暲 (1973) 『日本文法研究』.大修館書店.
黒田成幸(1999)「主部内在型関係節」黒田成幸,中村捷.(編)『ことば の核と周縁』 くろしお出版. 27-103.
佐治圭三 (1993) 「「の」の本質―「こと」「もの」との対比から―」.  『日本語学』10月号.明治書院.4-14.
塩入すみ (1992)「「Xハ」型従属節について」台湾日本語文研究会論文集3
坪本篤朗 (1984) 「文の中に文を埋めるときコトとノはどこが違うの   か」.『国文学 解釈と教材の研究』第29巻6号.
____ (1991)「主要部内在型関係節」『現代英語学の歩み』開拓社
____ (2001) 「「こと」と「の」再考―モノとコトとトコロ―」.『こ とばと文化 第5号』.静岡県立大学英米文化研究室.
____ (2011) 「いわゆる主要部内在型関係節の形式と意味と語用論−−− 〈全体〉と〈部分〉から複文構文を考える−−−」.国立国語研究所共同研 究プロジェクト「複文構文の意味の研究」
寺村秀夫 (1982) 『日本語のシンタクスと意味I』.くろしお出版.
____ (1992) 『寺村秀夫論文集Ⅱ―言語学・日本語教育編―』.くろし お出版.
中右実 (1983) 「文の構造と機能」.『英語学体系5 意味論』.大修館書 店.548-626.
日本語記述文法研究会編 (2008) 『現代日本語文法. 6. , 第11部複   文』.くろしお出版.
野田春美 (1995)「ノとコト―埋め込み節を作る代表的な形式」.宮島達  夫・仁田義雄 編.『日本語類義表現の文法(下)』.くろしお出版.
橋本修 (1990) 「補文標識「の」「こと」の分布に関わる意味規則」.  『国語学』163集.
____ (1994) 「「の補文の統語的・意味的性質」」.『文藝言語研究 25』.筑波大学 文芸・言語学系.
____ (2001) 「補文標識「の」の統一的解釈をめぐる問題点」.『意 味と形のインターフェイス―中右実教授還暦記念論文集 上巻』.くろし お出版.487-497.
長谷川信子(1999)『生成日本語学入門』大修館書店.
____(2002)「主要部内在型関係節:DP 分析」Scientific      Approaches to Language, No.1,pp. 1-33. 神田外語大学, 言語科 学研究センター.
益岡隆志・田窪行則 (1989) 『基礎日本語文法』.くろしお出版.
____ (1997) 『複文』.くろしお出版.
三原健一 (1994)『日本語の統語構造-生成文法理論とその応用-』松柏  社.
山岡政紀 (2000)『日本語の述語と文機能』.くろしお出版.
レー・バン・クー (1988)『「の」による文埋め込みの構造と表現の機   能』.日本語研究叢書(2). くろしお出版
渡辺ゆかり (2008) 『文補語標識「こと」「の」の意味的相違に関する研 究』.渓水社.
吉田妙子 (2011)「ノダの齎す結束性」.行政院國家科學委員會99年度專題 研究計畫
zh_TW